2016/03/01
暖かくなってきて、これから「ランニングでも始めてみよう」という人も多くなる季節ですよね。
これから夏に向けて、溜まりに溜まったお腹のセルライト解消や、日頃のストレス解消、また友達に誘われてマラソン大会に出ることになったという人も、暖かいので“走りやすい”と感じられそうですね。
女性であれば走る時の「ウェア」にこだわりがいきそうですが、男性も女性も大事なのは「シューズ」です。
このシューズ選びを間違ってしまえば、最悪、関節を痛めたりして走れなくなることも。走りだすと走るのが楽しくなってくるもので、怪我をして走れない日々は逆にストレスになってしまいます。
そのため、最初のシューズ選びは大事なので、おすすめランニングシューズも含めて、シューズ選びの基本をご紹介しちゃいます。
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◆ランニングシューズ選びで大事なのはクッション性
ランニング初心者の方は、まずはスポーツショップで試履をしにいくことから始まります。
店員さんに、「おすすめランニングシューズは何ですか?」とアドバイスをもらって、それを買うのも確かに安全です。
ただ、ネックとしては店員さんは“売りたいシューズ”を売ろうとすることが多いんですね。たとえば、「今、人気だからこのシューズをどうぞ」といった具合です。
もちろん、中には日頃からランニングをしていて、ランニングのエキスパートというショップ店員の方もいますので、そういった方のアドバイスは抜群です。
しかし、安易に“おすすめシューズ”を購入した結果、思ったよりクッションがなくて靴底が薄いだとか、いざ走ってみたら足に合わなかったとなるのはNG。
「もったいないから」と合わないシューズを履き続けて足を痛めてしまえば、本末転倒です。
どんなシューズ選びの時も、軽量性や流行りではなくて、“クッション性”を大前提で選んでください。
◆クッション性の他に大事にすることは?
クッション性があるということは、重量があるシューズということになります。
ただ、実際に試履をしてみて、「お! 軽くて走りやすくて、クッション性もありそう」と主観的に決めてしまうと、それが実は初心者用のランニングシューズではなかったということもあるので注意です。
ポイントは、“クッション性”と“重量”両方あることです。
ランニングシューズの役割として、着地の衝撃を和らげることがあります。ランニングをするときは、体重の3倍以上の負荷が足にかかると言われるので、クッション性がないシューズで走ると、最初は筋力がその衝撃に耐え難いんです。
体重80kgでダイエットを始める人は、240kg程度の重さが足にかかるわけですね。
また、重量があるかどうかが大事なのは、そのシューズの耐久性に関係があります。
エリートランナーが好むのは、クッション性が高く、反発性もあって軽いシューズです。
でも、そういったシューズは耐久性も低く、実業団のランナーであれば、レーシングシューズは一回履いて捨てるという人も。
でも、どうせならランニングシューズは長く使えるものがいいですよね。
重量があるということは、それだけソールなども分厚く作られていて、耐久性もあるということです。
そういったシューズを選んで、予めケガ予防をすることから、ランニングを始めることが大事なんですね。
◆おすすめランニングシューズはasicsのKAYANOとNEWYORK!
asicsのGEL-KAYANO 22は、asicsのGT-2000 NEW YORK よりもクッション性が高くて、故障中のランナーのジョギングにもおすすめしたいシューズです。
値段は10,000円を超えますが、その耐久性と安全性は“初心者向けランニングシューズ”では随一。
少しディスカウントしたシューズ狙いなら、挙げたGT-2000 NEW YORK3もおすすめですよ。
◆ランニングシューズ初心者は2足買うべし!?
ランニングシューズは、1回履くとクッションが回復するまで中1日開けた方が、耐久性が向上するといいます。
おすすめした2足を両方買うというリッチな方には無縁ですが、筆者のようなプアマンは、本命シューズ1足+クッション性のあるもっと安価なシューズを1足という手段を取りますよ。
たとえば、asicsであればロードジョグ 7は、5,000円以内で購入できて、ジョギング程度の強度であればコスパ最強ですよ。
また、asics以外で“コスパ最強”のランニングシューズであれば、ミズノの MAXIMIZER 18(マキシマイザー)もおすすめです。こちらはクラブチームのYさんもおすすめしてました。
ただ筆者の場合、ミズノはつま先が少し窮屈に感じるので、足の幅が広い日本人にはasicsが無難ですね。
ランニングシューズを選ぶときは、2点絶対に気をつけていただきたいです。
・足の幅は合っているか(つま先が窮屈だと感じると、別のものにしたほうが良いです)
・足をすっぽり入れた時に、踵に指1本程度余裕はあるかどうか
購入後、もし足の甲が窮屈だなと感じる方は、靴ひもの巻き方も変えてみてはいかがでしょう。
筆者オススメはアンダーラップですが、こればかりは好みが分かれます。
アンダーラップシューレーシング
左右交互に穴の下から上に靴紐を通す方法です。履いている内に足に適度になじみ、圧迫感が少ないため、長距離ランナーに適していると言われています。
オーバーラップシューレーシング
アンダーラップとは逆に、穴の上から下に靴紐を通す方法です。締りがよく緩みにくいため、短距離ランナーに適していると言われています。
ちなみに、ナイキは“自動で靴ひもを結ぶシューズ”を今年末に発売するようです。こちらも気になりますね。
まとめ
やや熱く語りすぎましたが、いかがでしょうか。
まとめるとランニング初心者のためのランニングシューズ選びのポイントは以下となります。
👟クッション性と重量を優先する
👟asicsは日本人の足に合った設計なのでオススメ
👟購入時は、足幅とつま先の余裕に注意
👟靴ひもの結び方でも履き心地は変わる
これから暖かくなり、ランニングするのも最高の季節ですが、故障にだけは気をつけて楽しいランニングライフを送ってくださいね。
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