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関電社長 高浜原発の再稼働目指す考えを強調
3月18日 20時21分

関西電力の八木誠社長は、裁判所から高浜原子力発電所の運転停止を命じる仮処分を受けたことについて、記者会見で、「早期に仮処分の命令を取り消してもらえるよう全力を尽くしたい」と述べて、再稼働を目指す考えを強調しました。
福井県にある関西電力高浜原子力発電所の3号機と4号機について、大津地方裁判所は、運転停止を命じる仮処分の決定を出しました。
これについて、関西電力の八木社長は18日の記者会見で、「極めて遺憾であり、到底承服できない。高浜原発の安全確保については、科学的、技術的かつ専門的な知見に基づいて立証してきた。早期に仮処分の命令を取り消してもらえるよう全力を尽くしたい」と述べて、今月14日に裁判所に出した異議申し立てによって処分の取り消しを訴え、再稼働を目指す考えを強調しました。
関西電力は、仮処分の決定を受けて原発の運転を停止し、これに伴い、ことしの5月に予定していた電気料金の値下げを見送りました。
これについて、八木社長は「お客様には大変なご迷惑をかけ、心からおわび申し上げたい。料金が値下げできないため、価格競争の面で劣ることになるが、丁寧に説明していきたい」と述べました。

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