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高校教科書検定で韓国が抗議
3月18日 19時13分

来年4月から使われる高校の教科書の検定が行われ、島根県の竹島など領土を巡る記述が増えたことについて、韓国政府は、ソウルの日本大使館の公使を呼んで抗議しました。
今回の検定では、おととし改訂された「学習指導要領の解説書」に基づいて、現代社会などの教科書で竹島など領土を巡る記述がこれまでの1.6倍に増えました。
これについて、韓国外務省は声明を出し、「われわれの固有の領土に対する日本の不当な主張は嘆かわしく、直ちに訂正することを求める。日本政府が歴史の真実を直視し、新たな両国関係のため努力することを改めて求める」と主張しました。
さらに、チョン・ビョンウォン(鄭炳元)北東アジア局長が18日午後、ソウルにある日本大使館の鈴木総括公使を呼んで抗議しました。
これに対して、鈴木総括公使は「わが国の教科書検定は公正中立に行われている。竹島の件など韓国側の主張は受け入れられない」と答えました。
韓国政府は、去年まで2年続けて日本大使館のトップである大使を呼んで抗議しましたが、ことしはナンバー2の総括公使への抗議にとどめました。

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