長期金利 過去最低を更新

3月18日 14時34分

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１８日の国債の市場では、午後に入って日本国債を買う動きが強まり、長期金利の代表的な指標になっている満期までの期間が１０年の国債の利回りが、一時、マイナス０．１３５％まで低下し、過去最低を更新しました。

１８日の国債の市場は、日銀の大規模な金融緩和策を背景に、今後も国債が買われ、需給がひっ迫するとの見方から価格が上がりました。国債は、価格が上昇すると利回りが低下するという関係にあるため、長期金利の代表的な指標になっている満期までの期間が１０年の国債の利回りは、一時、マイナス０．１３５％まで低下し、過去最低を更新しました。
市場関係者は「きょう日銀が金融緩和策のために行った国債の買い入れ入札に対して、売りに出る国債が減ったことで、投資家の間では、今後市場に出回る国債が減って需給がひっ迫するのではないかとの見方が広がり、国債を買う動きが加速した」と話しています。