【麻雀本】著者の難しさ
平澤本を読んで改めて思ったこと(以前も同じこと書いたけど)。
3章は天鳳の話になってるんだけど、これは完全に鳳凰卓の話なんだよな。
特上までの人には関係ない。
特上までの人は(かならず守備に問題があるはずなので)1章と2章がむっちゃ役に立つと思うんだが、3章と4章はむしろ読まないほうがいい。
相手も強いことを想定してるから、まったく別の麻雀だ。
そして、文章が生き生きしてるのは3章以降なんだよね。
そりゃそーだ。
本人は鳳凰卓で打ってて、3章や4章みたいなことばっか考えてるわけだ。
「天鳳本」でも同様の現象はあった。
鳳凰編に入ると、ネマタの筆致が急に生き生きしてくる。
麻雀本の著者になる人って、みんな強い。
自分が直面してる部分に熱意がこもってしまうのはしょうがない。
頑張らなくてもできちゃったことには熱意を持てない。
しかしね、読者って弱い人のほうが多い。
自分レベルの人とか自分より少し弱い人を対象にしてしまうと、対象読者はすごく少なくなってしまう。
この問題は俺にもある。
場なしの手牌13枚だけの話って、書くのが難しい。
どうしても場ありの本を作ることが多くなってしまうんだが、一番求められてるのは手牌13枚の話なんだよね。
俺からすると、場を見ない麻雀って何?って感じなんだけど、読者の多くはリーチがかかるまで他人の捨牌なんて見ないんだから、しょうがない。
売れた本って、ほぼすべて手牌13枚の話だと言っても過言ではない。
この問題は、「基本形80」みたいに、実在の人を読者として設定して書かないと、なかなかうまくいかないのかもしれん。
「基本形80」は、当時のあきこちゃんの半年くらい前を明確に対象読者として設定してたから。
追記;しかし考えてみたら、雀ゴロKはあっさりその問題を乗り越えてたな。やっぱ人によるのか。
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コメント
んで、このエントリーのようなことを本には書いてあるんですかね。むしろ読まない方がいい、とか。
じゃなかったらあまりに不親切なんじゃないかと思うけど。
投稿: | 2016年3月18日 (金) 08時51分
こっちの書評の方がてんてーらしいぞ( ̄w ̄)プッって人はクリック!
投稿: | 2016年3月18日 (金) 09時01分
特上までの人は(かならず守備に問題があるはずなので)
ばーろ
天鳳7~8段は、連盟Aリーグレベル、って言われてるんやで
その天鳳7段が、特上の卒業レベルや
ようするに、もっと難しいんやで
9段以下のヘチマが、特上について語る、
風潮には、なっとくできへんね
アサピンなんか、
10段配分の次に難しいのは9段配分、その次に難しいのは6段配分て言ってるくらいだからね
きほん、6段で地獄だと、
9段天井のやつは、全滅してしまうで
お前が、今鳳凰にいるのも、
6段で、そこそこの天国だったから、という、現れにすぎへんねん
投稿: 赤き空のハートさん | 2016年3月18日 (金) 11時17分
>じゃなかったらあまりに不親切なんじゃないかと思うけど。
これは俺の意見に過ぎないじゃねーか( ̄w ̄)プッ
>こっちの書評の方がてんてーらしいぞ( ̄w ̄)プッって人はクリック!
そうかなー?
自分ではよくわからんw
ただ、人の本に対しては甘めに書いてしまうね。
投稿: 福地 | 2016年3月18日 (金) 11時59分
手牌13枚の話、ホーリーの麻雀は福地さんにとっては邪道ってことですか?
福地システム採用してるのにwww
投稿: | 2016年3月18日 (金) 12時18分
モデルにウヒョ助先生とかピッタリじゃないですかね
割りと本気で
投稿: | 2016年3月18日 (金) 12時34分