横たわるクジラの上にのり男性がポーズを取る写真。 これは道内の写真コンテストで最優秀賞を獲得した作品ですが、「生命への冒涜」などと批判が殺到しています。
「征服」というタイトルのこの写真は、北見市の男性が撮影し、道立オホーツク流氷科学センターが主催した写真コンテストで、118の応募作品の中から最優秀賞に選ばれました。選考委員はこの写真を最優秀賞に選んだ理由として、「滅多に見られない作品作りに成功された」とコメントしていました。しかし、受賞作品の発表後から、「生命への冒涜だ」「ツイッターで炎上しているおふざけ写真と同じ」などと批判が殺到したほか、応募者が受賞を辞退したとして、センターは最優秀賞について「該当作品なし」にすると発表しました。コンテストを主催した道立オホーツク流氷科学センターの佐賀孝一副所長は、「応募するときの要件に生命への尊厳を付しておくべきだった」と話しています。また、センターでは、「自然や環境を研究する機関でありながら配慮や認識が欠けていた」と、ホームページ上でコメントしています。