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米 すべての新車に自動ブレーキを標準搭載へ
3月18日 11時23分

アメリカ運輸省は、車に追突しそうになると自動でブレーキがかかるといった自動ブレーキの機能を2022年までにアメリカで販売する、すべての新車に標準搭載することで日本の自動車メーカーを含む20社と合意したと発表しました。
自動ブレーキは、車に取り付けたセンサーやカメラが、追突しそうになったり障害物にぶつかりそうになったりすることを検知し、自動でブレーキをかける安全機能です。
アメリカ運輸省道路交通安全局は17日、アメリカやヨーロッパの主要メーカーのほか、日本のメーカーなど20社と、アメリカで販売する、すべての新車に自動ブレーキを2022年9月までに標準搭載することで合意したと発表しました。自動ブレーキは、アメリカでは高級車を中心に搭載が進んでいますが、運輸省は、今回の合意によって、法律を整備して義務づけるよりも3年早く標準搭載が実現できるとしています。
アメリカでは去年1年間におよそ3万8000人が交通事故で死亡しており、フォックス運輸長官は「自動ブレーキの標準搭載によって、多くの命を救うことができ消費者のためになる」と話しています。
日本でも交通死亡事故を減らすため、自動ブレーキを義務づけるよう求める声が強まっており、アメリカでの動きは今後の議論に影響を与えそうです。

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