万博記念公園内にあり、世界中の民俗、文化を研究し展示している【国立民族学博物館】。

何度か見学に行きましたがー、広大な展示スペースとその展示量の多さに圧倒されます。この館で世界各国から収集してきた資料は100万点以上とか・・・。よく、ここまで収集できたよね、と行くたびに心の底から感心します。行った事のない国の風習や文化が「実物」の展示品から見てとれます。摩訶不思議な風習や、奇抜な文化・・・、
見る所いっぱいありすぎて、じっくり見ていたら1日じゃあ全然足りない！
国立民族学博物館公式展示紹介動画はこちら↓


この、貴重な資料が満載の博物館の館内で火災が発生したそうです。
Yahoo!ニュースによりますと

３日午前１０時５０分頃、大阪府吹田市の国立民族学博物館の職員から「展示室内で炎が出た」と１１９番。
　吹田市消防本部が駆けつけたところ、既に職員によって消し止められていた。同館は午前１０時に開館し、当時、職員や入館者ら約３５０人がいたが、館外に避難し、けが人はなかった。
　府警吹田署などによると、改装のため閉鎖中だった２階のアイヌ文化を伝える展示コーナーで、アイヌの伝統的家屋を委託業者が撮影中、かやぶき屋根の一部が、ハロゲンランプで熱せられ、燃え出したとみられる。

（＊Yahoo!ニュースより引用）
この、アイヌの家屋の展示は実際に見たことがありますが、室内に巨大なアイヌの家を完全再現しています。屋根・壁には「わら」が使われていました。

スポットライト的な照明って、熱くなりますよね。その熱が燃えやすい「わら」を燃やしてしまったようです。幸い、職員の迅速な対応で大事には至らず、博物館も一部を閉鎖して通常開館しているようで安心しました。

【国立民族学博物館】
＊開館時間・・・10:00～17:00(入館は16:30まで)
＊休館日・・・毎週水曜日※水曜日が祝日の場合は翌日が休館日