>  > 「TSUTAYA図書館」のヒドすぎる実態

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 ラーメンガイド本以外にも、複数の出版社から出ている東京ディズニーランド、ディズニーシーのガイド本が網羅的に買われていたり、国内外の旅行ガイド本も各地域、各都市、各国ごとに大量に買われていたりする。この手の本は毎年、最新情報が更新され発行される。武雄市図書館が購入しているのはほとんどが2~3年遅れの“型落ち本”である。インターネット上で指摘される“TSUTAYAの在庫押し付け”と言われても仕方がない状況だ。

「図書館の蔵書は時代や利用者のニーズに合わせて、随時入れ替えられることがのぞましいとされています。それが、蔵書新鮮度として図書館評価の対象ともなるんです。ただし、蔵書はバラバラに収集されるのではなく、相互に有機的なつながりを持たなければなりません。約1万冊の内訳は、ジャンルが偏っており、人文社会科学などの学術的な性格を持つ書籍が皆無なのも問題ですね。値段が高いものの広く読み継がれるべき学術書ではなく、古本屋では100円で投げ売りされているような本ばかりというのは疑問を感じます」(前出・同)

 約1万冊の書籍は、平均すると1冊あたり1,000円以上の購入コストがかかっている。他に買うべき本があるのではないか、という疑問は誰もが持つのではないだろうか。

 武雄市図書館では、TSUTAYA運営による図書館開館に先駆けて、音楽CDや映画などのDVDが大量に破棄されている。これは併設されるTSUTAYAへの配慮ともいわれた。さらに、新聞縮刷版や郷土資料など、日常的な需要はないものの、調査研究に役立つ資料も破棄されている。中には国会図書館にも所蔵がない資料も含まれるという。

 武雄市図書館は「おしゃれで快適」「年中無休で便利」と好評価がある。しかし、利便性追求の果てに、“文化のインフラ”としての図書館の本質が失われつつあるのではないだろうか。
(文=平田宏利)

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コメント

3:匿名2015年11月18日 15:30 | 返信

TSUTAYAが図書館を自分の会社の不良在庫置き場、しかも無料で使える、としか考えていない証拠。自社の不良在庫を置くのに場所を取る学術資料などは興味がなかったらしい。いかにも利潤追求を考える企業の発想。図書館とはおよそそのような企業理念で運営されるものとは程遠い存在であるのに、、、こんな不良企業に図書館行政を丸投げした武雄市の発想も貧弱で最早行政機関としては犯罪に近いレベル。失われた歴史的資料の賠償はしっかりTSUTAYAに請求するようにしてもらわないと癒着とみなされてもしかたがないね。

2:匿名2015年8月30日 17:27 | 返信

「自動貸出機ご利用の方は1日1回3ポイント」
https://www.epochal.city.takeo.lg.jp/winj/guide/faq.jsp

1:匿名2015年8月30日 12:30 | 返信

武雄市の市民の知能レベルがこれだけ低いのだと言っているようなもの。大抵、図書館はそういうことも考えているはずなのだけれど。

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