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ツタヤ図書館の計画破棄を 市民団体が要望書
愛知県小牧市が事実上の白紙化を決めた「TSUTAYA(ツタヤ)図書館」計画に反対する市民団体は21日、計画の破棄や、市と住民団体による協議の場の設置を求め、山下史守朗市長宛ての要望書を提出した。
住民投票で計画への反対が多数となり、市は20日、レンタル大手TSUTAYAを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)とのアドバイザリー契約の解消を決定している。
要望書では、ツタヤ図書館計画を速やかに破棄するよう念押しし、「市民の意見を取り入れた計画を進めてほしい」と訴えた。ツタヤ図書館以外の案を検討したか経緯を確認できるようにも求めた。
市は今後、ツタヤ図書館計画を検証。山下市長は、あらためてツタヤ運営方式を採用する可能性は否定していない。