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新図書館問う住民投票告示 愛知・小牧、ツタヤと連携

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新図書館問う住民投票告示 愛知・小牧、ツタヤと連携

 愛知県小牧市は27日、レンタル大手TSUTAYAと連携した市立図書館建設計画の是非を問う住民投票を告示した。賛成か反対か選ぶ2択式で、10月4日に投票、即日開票される。

 市は図書館老朽化を受け、既存の商業施設内に新規開設するとしていたが、昨年になって計画を変更。TSUTAYAを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブと組んで名鉄小牧駅近くに建設するとの新計画を発表した。建設費は約42億円で、平成30年の開館を目指す。

 だが、市民の間に「図書館の質を落としかねない」などと反対論が広がり、署名を集めた市民団体が8月、住民投票実施条例の制定を山下史守朗市長に直接請求した。市長提出の条例案は市議会で否決されたが、これとは別に議員提出の条例が可決され成立した。

 条例は市長や市議会が投票結果を尊重するよう規定している。

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