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小頭症リスクは「14%以上」 東大研究グループ
3月18日 4時34分

ジカ熱の流行地の1つで、去年、小頭症の報告が集中したブラジルでは、妊娠初期の女性がウイルスに感染した場合、赤ちゃんが小頭症になるリスクは14%以上だとする研究結果を東京大学のグループがまとめました。グループでは「通常の出産と比べると明らかにリスクが高く、妊婦は渡航は控えるべきだ」と指摘しています。
この研究を行ったのは東京大学の西浦博准教授の研究グループです。
グループはジカ熱の流行地の1つで、小頭症の報告が集中しているブラジル北東部で、妊娠初期の女性がウイルスに感染した場合、赤ちゃんが小頭症になる確率を計算しました。
計算では、小頭症になったと報告された子どものデータに加え、これまで
症状がよく似ているデング熱とみられていた患者のうち血液検査でデング熱ではなかった患者をジカ熱の患者と仮定したところ14%以上、7人に1人以上の割合で小頭症になる結果だったということです。
ジカ熱にかかった妊婦から小頭症の赤ちゃんが生まれる確率については、別の研究チームがフランス領ポリネシアでの流行のデータを元に1%とする結果を発表するなど、リスクの程度について幅が出ていますが、グループによりますとブラジルのデータを使ってリスクを計算したのは今回が初めてだということです。
小頭症の赤ちゃんが生まれる確率は、通常、1万人に1人、0.01%程度とされていて西浦准教授は「元となるブラジルのデータの正確さによってはリスクの数字は変動すると思うが、通常の出産と比べるとリスクは明らかに高く、妊婦は流行地へ渡航すべきではない」と話しています。

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