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「慰安婦問題」追及しておきながら、韓国メディアは問題を矮小化した…圧力と懐柔続いた日々振り返る 加藤前ソウル支局長講演会

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「慰安婦問題」追及しておきながら、韓国メディアは問題を矮小化した…圧力と懐柔続いた日々振り返る 加藤前ソウル支局長講演会

講演会で韓国での経験を語る加藤達也前ソウル支局長=15日、洲本市のホテルニューアワジ 講演会で韓国での経験を語る加藤達也前ソウル支局長=15日、洲本市のホテルニューアワジ

 淡路島で活躍する各界人による異業種交流会「正風会」(事務局・産経新聞洲本支局)の特別講演会が15日夕、洲本市小路谷のホテルニューアワジで開かれ、約170人が参加した。産経新聞の加藤達也前ソウル支局長(49)が「朴槿恵政権との500日戦争を終えて」をテーマに講演を行った。

 平成26年8月、韓国のセウォル号沈没の際の朴槿恵大統領の動向について加藤前支局長が産経新聞のウェブサイトに書いたコラムが名誉毀損にあたるとして起訴され、昨年12月に無罪となるまでの約1年4カ月にわたる経験を語った。

 朝鮮日報の記事を引用したコラムに韓国側が過剰反応した背景として、当時、朝日新聞が慰安婦問題を訂正したことを指摘。さらに1970年代に在韓米軍向けの慰安婦施設について、朴大統領の父である朴正煕大統領が管理するように指示した文書が見つかり、国会で取り上げられたことを加藤前支局長が雑誌「正論」に執筆したことを挙げた。

 「日本の慰安婦問題を追及しておきながら、韓国メディアはこの問題をほとんど報道せず矮小化した。後に弁護士からこの記事が『急所を突いた』と聞かされた」という。

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