トヨタ「プリウス」22日韓国出撃、アイオニックと「正面対決」

トヨタ「プリウス」22日韓国出撃、アイオニックと「正面対決」

2016年03月16日11時49分
[ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版]
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韓国トヨタの「新型プリウス」(上)と現代自動車の「アイオニック(下)
  現代(ヒョンデ)自動車の「アイオニック」と韓国トヨタの「新型プリウス」が韓国内の親環境車市場をめぐって激しい競争を行う展望だ。

  15日、業界によれば現代車が1月に親環境車専用モデルのアイオニックを出したのに続き、韓国トヨタが新型の第4世代プリウスを22日に国内発売する予定だ。

  第4世代のプリウスは日本で発売2カ月で契約台数が20万台に迫るほど人気を集めているハイブリッド車だ。トヨタは日本とアメリカに続き世界で3番目に韓国で市販する。これは「プリウスキラー」と呼ばれるアイオニックの熱風がグローバル市場に拡散するのを事前に防ぐという意図があると見られている。

  業界ではアイオニックと第4世代プリウスがきっ抗した接戦になると見ている。燃費やデザイン面で大差がないためだ。ただし価格面では第4世代プリウスが輸入車という点でアイオニックより1000万ウォンほど高いと見られる。

  しかし第4世代プリウスは親環境専用モデルの代名詞という点でブランド認知度が上回っている。ハイブリッド部門のグローバル代表車両として1997年に世界で初めて量産されて以来、累積販売量だけで350万台を超える。プリウスの昨年の米国ハイブリッドカー市場占有率だけで50%に達する。全長がアイオニックよりも長く、アイオニックに採用されなかったヘッドアップディスプレイ(HUD)などの特定仕様を一部備えた点もプリウスの強みだ。

  アイオニックも引けを取らないスペックを備えた。2020年のグローバル親環境車2位を目標にアイオニックハイブリッドに途方もない精魂を込めた。アイオニックハイブリッドは専用エンジンである新型キャパ1.6GDiエンジンとハイブリッドモデルに最適化された6段DCTを採用してハイブリッドの競争力を決める基準である燃費を最大化した。専用エンジンと変速機の絶妙の組み合わせで今までハイブリッドの弱点と指摘されてきた運転の面白味も倍加させた。燃費性能はリッター22.4キロに達する。

  業界関係者は「アイオニックの価格と革新性が、プリウスの検証された製品力と互角に対抗するだけに、対決は実走行での勝負が予想される」と話した。
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