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 生体肝移植を受けた患者が相次いで死亡し、休診していた神戸国際フロンティアメディカルセンター(KIFMEC〈キフメック〉、神戸市)が、破産を申し立てる方針を固めたことが17日、わかった。

 KIFMECは2014年11月に開業。その後、相次ぐ患者の死亡を受けて経営難となり、昨年11月に診療を休止して支援者を探していた。代理人弁護士は「申し出はあったものの、実現可能な提案ではなかった」と話している。破産申し立ての時期は1カ月以内を見込んでいる。債権者には申し立ての方針を伝える文書をすでに送ったという。