最終回…国谷さん「大きな区切り」
NHKの報道番組「クローズアップ現代」が17日、最終回を迎えた。1993年4月の開始から番組を支えてきた国谷裕子キャスター(59)は「長い間続けることができたのは多くのゲストや視聴者のおかげ」と23年間を振り返り、番組を締めくくった。
国谷さんは番組終了後、NHK広報局を通じ、「時代が大きく変化し続ける中で、物事を伝えることが次第に難しくなってきたが、今日という日を迎えて、自分の人生に大きな区切りをつけることができた」とのコメントを出した。
番組は「クローズアップ現代+(プラス)」と名前を変え、4月4日から毎週月〜木曜午後10時の放送となる。国谷さんは降板し、女性アナウンサー7人が日替わりでキャスターを担当する。【丸山進】