アプリを終了させてもiPhoneのバッテリーは長持ちしないことが判明
そんな…。
iPhoneユーザーの友だちを見ていると、アプリの一覧からスワイプでアプリを終了させているのをちょくちょく見ます。おそらく、「バックグラウンドのアプリが悪さをして、バッテリーが浪費されている」と思っている人も多いんじゃないでしょうか。しかし今回、そんな小さな努力も「バッテリー的には意味がない」とアップル社員から宣告されてしまいました。
アップルでソフトウェア部門のチーフを務めるCraig Federighi氏は、顧客からの「アプリを終了させればバッテリーの持ち時間は改善されるの?」というメールでの質問に「No and No」とざっくりと返答しています。
iPhoneのホームボタンを押してアプリを非アクティブ化すると、ほとんどのアプリは「サスペンド状態」になりバッテリーの消費をやめます。また非アクティブなアプリはメモリーに残りますが、それによるバッテリー消費もまた僅かなものなんだそうです。
ですので、お手持ちのiPhoneを長時間使うには「ローパワーモードをオンにする/画面の明るさを落とす」など、古典的なバッテリーの節約方法を試すしかありません。OSの設計が進化し、非アクティブなアプリがバッテリーを浪費しないのはいいことです。が、なんだか裏技が使えなくなったような寂しさも感じてしまいますね…。
image by Bloomua / Shutterstock.com
source: The Guardian
(塚本直樹)
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