おもちゃ屋とゲームショップでの体験談
アルバイトは趣味に重ねることができれば、非常に楽しい。ゲーム好きにとってのゲームショップやゲームセンター、おもちゃ屋などは好例だろう。反対に、興味がない分野なのに、客からよく質問されるようなバイトだと、若干疲れる展開もあるかもしれない。
今回は、そんな体験談を二つほどご紹介したい。
女子アルバイト経験談:おもちゃ屋でのラッピング業務
学生時代におもちゃ屋でのアルバイトをやりました。
時期はおもちゃ屋の繁忙期である年末です。
冬休みに少しでも稼ぎたいと思ってアルバイトを探していたのですが、ちょうど地元である立川のショッピングセンターに行った時にアルバイト募集の張り紙を見つけました。
テナントとして入っているおもちゃ屋の店頭です。「アルバイト募集」の張り紙を見た時の感想は、「おもちゃってそこまで詳しくないよ・・・」でした(笑)。
でも、まあ、子供のころに遊んだようなレゴみたいなのもあるので、何とかなるかって思って応募しました。自宅から近くて便利なのも、このおもちゃ屋でのバイトを選んだ動機です。で、すぐに面接を受けるとあっけなく合格、そのまま働くことになりました。
メインの仕事はクリスマス時にはラッピングも含めおもちゃの販売です。
この時にラッピングのノウハウをしっかりと学ぶことができたのは、このアルバイトの大きなメリットでした。
お正月時には家族連れでおもちゃを買いにくるお客さんにおもちゃの説明をすることもありました。
これはすごく苦手。何せあまりおもちゃで遊んだことがなかったので。
自分で遊んだことのないおもちゃをいかにも知ったかぶりで説明するのは大変な演技力が必要でした。
時給は850円、結構働いたので冬休みだけで10万円近く稼げました。
アルバイトは学生のみでしたので恋愛は自由にできましたが、実際には女性ばかりで男性は2人程、競争率は高かったです。
意外なことに地元は私だけで、あとは電車で通って来るアルバイトが多く、友達としての付き合いはあまりありませんでした。
特におかしなルールはありませんでしたが、私は声が大きいのでよく「うるさい」と怒られました。
クリスマスイブの夜は8時を過ぎてから一気に混雑する状態で、あるお客さんから「何でもいいから子供の喜びそうなものを包んで欲しい」と言われて困ったことがあります。
人気商品はやはりゲームでしたが、私はゲームが苦手だったのでお客さんから質問されるのが怖くて一番遠い場所にいる様にしていました。
それでもゲームのことを質問されて冷や汗をかきながら説明したのを覚えています。
男子アルバイト経験談:新宿のゲームショップでのバイトはゲーム好きには最高
大学時代にゲームショップでアルバイトをしていました。
元々お客として中学高校時代から利用していたお店だったのですが、アルバイトをしようと探していた時に店頭に貼り紙があるのを見て、大好きなゲームに携わることのできる仕事ができるとその場で問い合わせをしました。
店長も頻繁に店を利用していた私に見覚えがあったらしく、比較的スムーズな面接ですぐにその場で採用が決まったのは嬉しかったです。
チェーン店の小さな店舗だったので社員も二名ほどしかおらず、アルバイトとパートが中心になって店を運営していました。
アルバイトの主な仕事は中古買取と販売のレジ対応です。新作が出る曜日には棚のディスプレイも担当させてもらいました。時給は700円で夜間に入ると50円アップし、月平均の収入は7万円程度です。
正直もっと割りのいい仕事はあったのですが、同じようにゲームが趣味でアルバイトに来ている同年代も多く、店員同士仲が良くて友達がたくさんできた最高のバイトでした。コンビニやスパーでのバイトはあまり長く続かなかったのですが、ゲームショップでは長く続けることができました。
昼間はパートの主婦のかた、夜は大学生や高校生のアルバイトが多かったですが、ゲームに詳しい人ばかりで話しが合って楽しかったです。
モンスターハンターの話とか超熱い議論が展開されていました(笑)
ですが、残念ながらみんなゲーム第一で恋愛話は聞いたことがありませんでした。
理不尽だったり納得の行かない決まりごとはありませんでしたが、人気のゲームが発売日より早く入荷をしても、店員が早期購入するのはご法度だったので我慢するのが大変でした。
まとめ
・ラッピングなどの接客が中心のバイトだと女性が多い。
・彼女が欲しい男性は、積極的にこうしたバイトに応募すべき。
・反対に女性から見たら、仲間作り重視のアルバイトになりそう。
・彼氏を作りたい女性は、ゲームショップの体験談のような男性が多いバイトを探せば、サークルの姫(オタサーの姫)状態になれそう。
・ゲーム好きなら、迷わずゲームショップで働くべし。