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[1717] 投稿者:元AMCJ会員 - 再度の意見 RES


AMCJ前田会長様
 元会員から再度の意見です。
既にご存じとは思いますが、レックスに続き、友人の5歳になったばかりのエースが後脚に骨肉腫を発症、断脚し、抗がん剤3クール目の闘病中です。
昨年末、小淵沢にマラミュート仲間が集まりレックスの訃報に涙しました。
友人は会長さん近くの八ヶ岳でレックスと同胎のロビンとエースと暮らしているのは良くご存じのはずです。友人は大変心配して、検査を受けたところ何とエースに骨肉腫が判明しました。初診の獣医は骨肉腫になるには若すぎると断言されたようですが、念のためセカンドオピニオンを東京の病院で受けたところ、骨肉腫と判明しました。若犬の骨肉腫は遺伝性が疑われるとの指摘も受けました。
これも回答に書かれておりませんが、アダムの子供(同胎ノイシュ、銀牙、エリーゼ、シータ等)の中で少なくとも、同胎2頭が父犬アダムと同様の前脚骨肉腫で亡くなっております。以前会長自らが「遺伝の可能性」とおっしゃっていましたね。今回の回答と矛盾しませんか?
さらに、フーチの自転車引き運動を積極的にやるよう指導されたのは会長自身ではありませんか!さらに神奈川の志麻、むくに対しても運動不足を理由に引き運動を推奨されました。志麻、むく母は50CCバイクを購入したほどです。
これも「会長から原チャリでも買って引き運動させたら」とのご指導からです。
2家ともアスファルト路で大丈夫かと心配していましたが、問題なしとの回答でしたよ。
レックスは如何にも肥満あったことが問題であるように削除したBBS BlackRibbonに書かれていましたが、レックスはロビン同様大柄な犬で決して肥満で50sを超えた犬ではありませんよ。まさに太らせた飼い主の飼育が悪いと誤解を与える書き方でしたね。さらにアダムの子達は肥満で50sを超えるような犬でしたか?48s位でした。
会長の指導が180度転換し、アスファルト路面での反復継続するような運動は止めろと回答と同様の指導になったのはフーチが骨肉腫に罹患したと判った後の事です。志麻、むく母も突然の方向転換に驚きました。
30年マラミュートを繁殖し、自他ともに認める日本一のブリーダー(おっと育成家でしたね、失礼。)の指導がブレブレでどうします!
後出しジャンケンは感心できませんね。これから新しい会員も増えるのでしょうから、元会員をダシにして自分達の正義を語るのは止めませんか。
現会員からも会長への意見も多数あるので今回はこのへんにしておきます。

2016年03月17日 (木) 13時00分

[1718] 投稿者:前田 です - 読みにくい内容で恐縮ですが


こんにちは。今度は同グループ別人のご登場ですね。
昨年末の集まりの件、エースの件は既に存じております。東京の病院が3軒目ですね。
回答に書かれてないとのことですが、下に書いたようにアダムが13歳で骨肉腫で亡くなったこと、そして下にあるアダムの子どもの母犬であるスナジーも、骨腫瘍に罹り14歳になる齢で亡くなったことは下で書きました。この2頭の子どもで複数の犬が骨のガンを発症し亡くなったことも存じています。私は過去に遺伝の可能性とお話ししましたが、勘違いしないで下さい。骨肉腫そのものが形式の明らかな遺伝をするのではなくそれが起きやすい体質は遺伝するだろうとの考えを過去も現在もお話ししています。アダムとスナジーの子どもの何頭かが骨肉腫で亡くなったのも、それぞれが異なる環境と条件で生きていた訳ですから、発症した何頭かは、恐らく骨の異常が引き起こされやすい体質を持ち合わせていたのではと考えています。アダムの子たちが肥満か?とのことでしたが、オスたちは75センチほどの体高があったのですからダイエットをして体重を乗せなかったにしても大柄な犬であることは否めません。6歳で亡くなったしまうほど早く寿命を終えるか、アダムやスナジーのように充分な長寿を生きてから発症するかは、体質ばかりでなく外部から与えられる要因によっても変わってくると思います。ちなみに2003年生まれのフーチも巨大な犬でしたが、アダムもスナジーも血液には入っていませんよ。
尚、下に書きそびれましたが、去勢・避妊手術を早期に行なった犬は早期に発症しやすい傾向がある、との指摘もあります。私はこの意見はどうなのかなと思っていましたが、確かにアダムとスナジーの件で当てはめてみますと的外れでもないように思えますね。上に書かれているスナジーの子どもたちは全て早期に去勢されていますので。
また、フーチ含め、自転車の引き運動を「積極的に指導」はしていません。フーチの場合は飼い主さんが遊歩道を自転車で走らせて多くの犬友達と会って自慢する、というのが楽しみだとおっしゃってましたので、「少しはいいけれど犬があまり歩きたがらなかったり連日お決まりになって犬に強いるようなことはしないほうがいいと思う」と申し上げました。
志麻たちに「原チャリでも買って」ですか、(すみません、私、原チャリという言葉を使いません)志麻たちの居住空間は2階の一室のみです。そこのみで日がな一日過ごす日々でした。飼い主さんが共働きで毎日帰宅が遅く、ご主人は飲み会で忙しく奥さんは美容関係とお遊びで遅い帰宅後も疲れているから犬は週末位しか外へ連れ出せない、と常々おっしゃってましたので、「週末に一度連れ出すより毎日一回に5分でも10分でもいいから外を歩かせて気分転換させてはどうか」と提案しました。その時に「忙しいならバイクで5分家の周りを走らせるだけでも人間は時間短縮でラク出来て犬には良い気分転換と発散になる」と提案しました。その後「人目につかない神社の駐車場が見つかった」とおっしゃってましたが。

皆さん全く同じ環境と条件で犬を飼育している訳ではありません。皆さんがどのような状況と事情の下で犬と暮らしているか、どんな風に犬のケアをされているか、それを飼い主さんとのコミュニケーションの中で把握し、更に私は関わる全てのマラミュートたちの詳細で膨大な情報を掌握していますから、それらと考え合わせ、その飼い主さんと犬のためにベターな提案ができたらいいなと考えていつも対応しています。
蛇足ですが、小柄で軽くほっそりしたマラミュートであれば、自転車で毎日走らせても何も無いかもしれません。超が付くほど肥満させても、元が骨格が小さな犬であれば骨肉腫になるリスクは高いとはいえないかもしれません。
全てが一律で当てはまらないことは理解しておいていただきたいと思います。ご自分の犬がどの位苦しがっているか、何を必要としているか、それはメールで断片的に話を聞くだけの私にはわからない部分もたくさんあります。その辺りは、誰よりも一番良くわかっているはずの飼い主さんが、臨機応変に最善の対応をとってほしいと思います。私の役目は「こんなやり方もある、あんなこともできる」と色々な提案をして飼い主さんに選択の幅を広げてもらうことだと思ってます。
また、このような場所に私が書いたことを一面的にとらえられてしまう危険も考慮しないといけません。
例えば「過体重だと骨肉腫になりやすい」と早合点して極端にダイエットをして痩せさせますと今度はブロートで急死させるリスクが格段に上がります。濃厚な食餌は良くないのだと決めつけて弱いフードと野菜ばかり増やせば筋力が落ち、歳を重ねた時に自力で立ち上がれなくなるかもしれません。避妊去勢すると骨肉腫に罹りやすいのか?と避妊去勢しないでおけば、今度は別の厄介な問題が生じたり命を縮める病気のリスクが上がり、犬も人も苦しむことになるかもしれません。
以前にはこんなこともありました。私が自分の犬をバイクで毎朝山道を10km走らせている(短期集中で目的あってのことだったのですが)と気軽な気持ちで口にしたところ、それをご自分の犬にそのまま真似したかたがあり、初夏の町中だったこともあって数回目に、走っている途中でオーバーヒートを起こし死なせてしまったそうです。取り返しがつきませんが、個々の状況は異なるのですから「臨機応変」がいかに重要か思い知らされます。

このような理由から、皆さんに質問を受けた時、たとえば体重何キロが理想的ですか、ですとかフードは何グラム与えたら適当でしょうか、一日何分外遊びさせたらいいのですか、などなど決して一律には答えを当てはめられないので具体的なことはお答えしていません。私はヒントを差し上げる役目で、選択・決定し実行するのは飼い主さんの役目のはずです。
生きている命、いつか、何らかの原因により必ず終わる時が来ます。どこも100%弱いところのない完璧な動物なんて存在するはずがありません。人も同じくですね。その中で弱点と優先すべきところを取捨選択し、「できるだけ」理想に近くありたいと願いながら命をつなげていくのが、皆さんに愛される犬を作る我々だったりこれから新しく家庭を作ろうとする若い人たちだったりするのではありませんか。
元会員をダシですとか現会員云々、何名かで徒党を組んで会を離れ、色々と陰湿な手段で手を拡げようとつついて面白がっているのは見苦しいのではありませんか?会を離れたのにまだ会や私へ執着があるのでしょうか。エースの飼い主さんのことを「公園で放し飼いにしていてウチのレムスが襲われそうになった。非常識すぎる、前田さんから強く注意してほしい」と電話で訴えて来られたり「あの人は時間外に有料ドッグランに無断で入れている。ウチのが間違われそうで迷惑だ」と直接私に訴えて来られたのは貴方たちですよね。今度は一緒に涙されてるんですね。貴方たちは、埼玉のブリーダーを潰してやろうとか全国あちこちのマラミュート関係者を陰湿に非難する書き込みを匿名掲示板にかわるがわる投稿したり、保健所関係で得られる他ブリーダーさんの裏情報を暴露したり当時貴方がたはそれを面白がって実行していましたが、その陰湿な行為のマトが今度は私を対象にしているようで、気にせずやり過ごせとの励ましのお言葉を複数いただいています。わかる人にはわかるのでしょう。レックスのブラックリボンは投稿した直後から貴方がたによる嫌がらせレスが付き始めましたのでレックス飼い主さんにお断りの上、削除してもらいました。
貴方がたのされていることは、読んでいる人たちには不快なものですし間違って断定された情報により読む人の不安をあおると思います。私はせめて誠意をもってお答えしようと努めていますが、このような非難めいたやり取りでどんな良い効果や公共の利益が期待できるのでしょう、できないと思います。
また、ここはAMCJの掲示板です。個別の犬の死因などは会の活動とは何ら関係ありません。貴方がたが何を企んでいるのか色々な話を耳にしていますが、個人的にご意見がありましたら、どうぞお名前を明かした上で正々堂々とメールでも下さいね。会話しましょう。
ご自分の言いたいことだけ匿名で投稿し、メール受信拒否、携帯着信拒否、固定電話着信拒否、これらは還暦を過ぎたオトナ、50を過ぎた社会人がすることではありませんよ。随分お暇を持て余しているようですが、もっと社会にプラスになる活動にお時間を割いてはいかがかと思います。

2016年03月17日 (木) 16時23分

[1719] 投稿者:通りすがり - ざっと読んだだけですが


2ちゃんの無責任幼稚な批判と変わらないですね。
そんな意見する前に骨肉腫や癌についてどれだけ調べました???
人間でも遺伝性の高いものとして乳がんや糖尿病が知られてますが、リスクが高いというだけです。
その他の多数の要因が関係して発症しなかったり時期が変わったりあるし、むしろ大型犬で10歳超えて癌でなくなるのはごく自然なとこだと思います。

2016年03月17日 (木) 17時08分

[1720] 投稿者:通りすがり -


個人的に相談したであろう話をこんなところで大公開とか、ちょっと常識を疑いますね。
こんなところでもベラベラ書いちゃうくらいだから、もしかしたら自分の話も居ないところでベラベラ話されちゃってるんだろうなぁ。。。

2016年03月17日 (木) 20時11分

[1721] 投稿者:通りすがり -


人の家族の不幸のあることないこと、故人を侮辱するようなことを宴の場でベラベラしゃべる人ですから、まぁ間違いないでしょうねぇ。
まぁ普通の感覚では出来ないあるまじき行為を出来る方々ですよ。

2016年03月17日 (木) 20時55分

[1715] 投稿者:元AMCJ会員 - 骨肉腫 RES


会長の前田様への質問です。このところザベリアンの若い犬に骨肉腫が多く発生しているけど骨肉腫は遺伝性の病気だからのいいかげんな繁殖に問題が有るのじゃあないですか?

2016年03月15日 (火) 14時56分

[1716] 投稿者:前田 です -


お久しぶりです。
せっかくの投稿ですが、根拠の書き添えられていない、このような表現ですと読者に大きな誤解をされかねません。
「このところ」「若い犬に」「多く」とは具体的に誰々が、いつ、でしょうか。
貴方の元・ご愛犬フーチは残念ながら2009年でしたか、6歳で骨肉腫で亡くなりましたね。60kgを越える巨体でしたが、マラミュートに限らず犬は体重が重ければ重いほど骨肉腫の発症リスクが高まることは皆さん周知の事実です。
ちなみにフーチの兄妹4頭で骨肉腫に罹った犬は他にいず、2頭の兄妹は昨年(老衰だそうですが)12歳で亡くなり、もう1頭の姉妹は13歳を超えても我が家で元気にしています。フーチの母・テンは13歳で腎不全で亡くなり、輸入犬である父親は少なくとも12歳まで他家で生きていて、老いてから我が家に来る話もあったのですがそのご縁もないまま亡くなった様子です。
最近では2015年11月にブログで人気のあったレックスが、骨肉腫の診断を受け飼主さんのご事情もあり早々に安楽死の選択をされました。彼女も50kgを越える重たい犬でした。彼女の両親は12歳と9歳になりますが、今もこちらで大変元気に毎日森を走っています。レックスの9頭の兄弟では、60kgどころか、恥ずかしくてとても書けないようなサイズに膨れ上がっているオスたちもいるのですが、今のところ兄弟で亡くなった犬は1頭も聞いていません。むしろその体重を落とさなければ早く死んでしまうよ!と私のほうが焦り飼主さんにはっぱをかけている位です。
他に、こちらの出身犬で骨肉腫で亡くなった犬はこの30年の間に全国で4頭ほどは把握しています。しかしながら、30年もの長い間にこちらで生まれ、巣立った犬たちの総数から言いますと、更に彼らが総じてマラミュートとしても特に体重の重たい骨量あるタイプの犬たちであることを考慮しますと、その数は必ずしも比率的に多いとは言えないと思います。
ちなみに、ザベリワンの犬で骨肉腫を発症したものは、この30年で2頭います。リアダンというメスが2004年に12歳で、そしてアダムが2012年に13歳手前で亡くなりました。どちらも輸入犬で、アダムは50kg以上、リアダンも50kg近くありました。他には骨肉腫に罹った犬は1頭もいません。
下の記事にありますブラックリボンのスナジーですが、こちらも骨腫瘍に罹っていましたがスナジーはザベリワンとは無縁の血統で、母方は輸入犬、父方は西日本出身です(その親はアメリカ出身)。

骨肉腫は上に書きました通り、大型で骨密度の高い犬、体重の多少に比例して発症リスクが高くなります。
加えて、重たい犬に足を使った反復運動を継続させますと、更に発症リスクが高まります。反復運動とは、(広いところで放すなどの自由運動ではなく)リードをつけての毎日の決まった長距離散歩、同じ歩様を続ける自転車運動など、強制的に足の同じ部分に同じ方向からの圧力が反復してかかり続けることをいい、このような骨や関節の特定の部位への継続したストレスは、私の考えるところ非常に重要な発症要因になるように思います。
また、知人のマラミュートですが、前肢の同じ部分を何度もフェンスの破れで怪我しては治療を繰り返していましたが、犬が習慣的に、頻繁に怪我する足の部分を舐め続けていたそうです。その部分の毛が唾液の成分で赤くなるほどに。このような状態で何年か後、まさにいつも受傷する部分から骨肉腫が発症したそうです。断脚しましたが、既に肺に転移しており、亡くなりました。

また、体重に関連しますが、見栄えを良くしたいがため、幼・若犬であれば「早く、より大きく成長させたい」などというつもりで濃厚な食餌を与えますと、当然のことながら悪性の新生物の早期発症リスクは高まるように思います。それが現れやすいところは、やはり重みのかかる足が圧倒的に多く、また肝臓や脾臓も多いと思います。
いつ癌細胞が動き出すか、或いは陰に潜んだまま動き出さずに寿命を全うするか、それは運動の方法(反復した加重ストレスが多ければリスク++)や体重管理(重たいほど++=食餌内容が濃厚なほど+、水分摂取が少ないほど+)、環境(フローリングなどの室内飼育は土の上での暮らしよりリスクが高まる)など生活習慣によっても、それらが相まって複雑に作用し、異常の出現が早まったり潜んだままだったりすると思います。
しかしながら同じ環境、同じ管理のもとで暮らしている犬たちでも、癌になったりならなかったりすることからも、当然早くに悪性細胞が動き出しやすい体質の犬、そこではないところに異常が出る犬と違いはあるものですね。それは個々の違いであり、生きとし生けるもの完璧な体を永遠に持てる者はいるはずないのですから、弱点はそれぞれ何処かにあって然るべきでしょう。
このように、骨肉腫が今回の投稿者が断定的に言われる「遺伝性疾患」かといえば、上記のとおりで複雑な要因が絡まっての一つの発現であるため、全てが必ず遺伝であると断定的なことは当然いえないと思いますし、且つ「ストレスを受けた時にどこに異常が出るか、骨量があるか乏しいか、などの体質は遺伝する」ということは当然あると思います。
今回の書き込みをされた貴方が、長寿とはいえない年齢でご愛犬を亡くした悲しみや憤りは充分にお察しします。が、根拠の具体的提示をできるはずのない、悪意さえ感じられる表現を徒に書かれるようなことはされませんよう、どうぞご配慮下さい。
私は犬たちを、とても愛していて、彼らが生きている間にできるだけ幸福を感じられるよう、できるだけ健康で末永く一緒にいられるよう、手を尽くし、常に考えています。
同じようなお気持ちに溢れるかたの、犬たちにとって建設的な、誠意の感じられるご質問には私で役に立つことがあれば喜んでお答えしたい気持ちです。
ご愛犬が、健やかで平和な日々が永く続くために何をしたらいいのか、たくさん考えてあげて下さいね。

2016年03月17日 (木) 03時35分

[1714] 投稿者:砧 - Black Ribbon RES


残念なお知らせです。
多くの皆さんに親しんでいただいたスナジーが亡くなりました。
ここ暫く悪性腫瘍との闘いが続いていたのですが、歳が歳なので手術は行わず、癌細胞に作用する特効薬だけで維持してきました。が、1年半ほど経過しついに力尽きたという感じです。
最期が痛みに苦しむことなく眠るように安らかだったことが救いのように思います。

我が家が九州から山梨県の小淵沢へ移住した2002年に、スナジーは生まれました。
ちょうど1ヶ月違いでジンゴーが生まれ、この2頭の子犬が姉妹のように連れ添った愛らしい写真はザベリワンのホームページのあちこちに登場しています。
姉御肌で非常に聡明、細やかな感情にもあふれたスナジーは、誰の産んだ子犬にも寛容で甲斐甲斐しく世話を焼き、後輩犬や子犬たちの良き教育係として尽くしてくれました。
彼女自身は生涯で一度しか出産経験はありませんが、その後、ある役目を仰せつかり、それを果たすために関西のご家庭に住むことになったのです。
その役目は、心身の不調に苦しみ満たされない思いでいた人に、24時間寄り添い、気持ちを支え、癒やしてあげるというお仕事でした。
関西のご家族はスナジーの健気な心を思いやり、頻繁に山梨の故郷へスナジーを連れて遊びに来てくれました。
我が家の森の匂いを嗅ぎつけると途端に冷静さを失い、車の中で興奮するそうです。
かって知ったるザベリワン、柵を開けてあげると自分が元々暮らしていた犬舎を何年経っても覚えていて、そこに別の犬が入っているのを認めるとイヤァな顔をして肩の毛を逆立てていましたっけ。
しかしお利口なスナジーは、関西のご家族が「さぁ帰るよ」と車のドアを開けると、まるで全てわかっているかのように自ら車に乗り込み、気持ちを切り替えたかの如く真っ直ぐに私たちを黙って見つめながら帰ってゆくのでした。
先日、数日の休みが出来たので、思い立ってスナジーに最後に会いに行こうとメールを書いている最中に行き違いで今亡くなったと訃報が入りました。
残念です。関西のご家族のかた、長い間お疲れさまでした。
しかしスナジーとは距離がどうあれ心は永遠に繋がっている気がしてます。それに彼女の兄弟はまだまだ元気で京都の山を歩き、同期のジンゴーもピンピンしてお客様の接待係を現役でこなしています。
大役を果たしたスナジーを心に置いて、今まだ生きている犬たちに満ち足りた余生を送らせるために精一杯尽くしていきたいなと思っています。

2016年03月09日 (水) 05時42分

[1712] 投稿者:AMCJ前田 - マラミュートたちと今年も RES


マラミュート・ファンの皆さん、遅くなりましたが今年もどうぞよろしくお願いいたします。
雪も少なく暖かいこの冬、いかがお過ごしでしょうか?
マラミュートたちと冬の戸外を楽しんでいますか?

こちら八ヶ岳南麓の小淵沢では、例年12月にうっすら積もった雪が一度融け、1月辺りに再び降った雪が春まで融けないのが常なのですが、この冬は普通ではありませんでした。
先月には一度にどっさり積もり、車で森から脱出することが約1週間不可能となって難儀しましたが、全て融けて以降は春のような暖かさが続いています。
真っ白な風景の中を群れをなして駆け回る北方犬は見ているだけでワクワクするものですが(おまけに何の手入れをしなくても、雪と氷で閉ざされると犬たちのコートが綺麗になりますし…笑)今は来る日も来る日も晴れていて、尚且つ乾燥しているため、犬たちが走ると土埃が舞い上がる有様です。
戸外の天然冷凍庫も使えません(苦笑)。せめてもうちょっと気温が下がってほしいなぁ、なんて思っています。

冬になると、我が家の犬たちは例年たくさんの鹿を食べます。
そう、ナマ・シ・カ、です。
それが今季は獲れる個体数が少なく、充分な量が確保できずにいます。
シカは、森で撃ったものを家に持ち帰って解体し、冷たい戸外に吊るして保存しながらナイフで切り取って犬たちの食餌にするのです。
毛皮と頭部と肛門以外、丸ごとぜ〜〜〜んぶ完璧に使い切ります。
しかし解体前の大仕事は何といっても、シカを車まで運んでくること、です。
車の隣で倒れてくれればいいのですが、そんなはずはありません。崖の中腹やら岩だらけの谷やら、そんなところで倒れた数十キロの体を引きずるのは並大抵の労力じゃなく、夫婦で息切れしながら運ぶか、大きければ現場で解体して担ぎ何度も往復します。
袋に入れてマラミュートにハーネスをつけ、引っ張らせたこともありましたっけ…。しかしこの方法、最初に犬が興奮するのでそれを抑える仕事が増えること、体温が下がったシカの体を離れるマダニを避けたいこと、岩やら枝やら根っこやらにシカが引っかかり、返って労働が増えるので今のところはマラミュートの出番無し、ですね。ですがせっかく力の強い労働犬が我が家にはたっくさんいる訳ですから、今後は是非とも彼らを使って力を提供させることにせねば!(笑)

先日はお友だちが撃ったニホンカモシカが回ってきました。まだ子どもでした。林業の駆除に引っかかったらしく、しかしカモシカは特別天然記念物という保護動物ですので役場に申請を出したそうです。カモシカの肉はシカとは全然違う、すごく美味しいと聞いていたので、滅多に無い機会ですから犬に食べさせる前に人間がいただきました〜。
なんと!匂いも味も、シカとは本当に全く異なり、子牛肉の風味そのものでした。確かにカモシカはウシ科ですからね。

ところで犬たちが特に好んで食べたがるのは、シカの何だと思いますか?
それは胃の内容物と肝臓です。前にも度々書きましたから覚えてらっしゃる皆さんもあるでしょう。
胃には半消化状態の、噛み砕かれた植物がパンパンに詰まっているのですが、我が家ではシカの巨大で重たい胃袋をバケツにすっぽりと入れておき、朝晩の犬たちの食餌作りの時に各食器にスプーン大匙1杯程度混ぜています。乳酸菌などで発酵しかけているものですから、それはそれは猛烈な匂いがするんですよ。
しかしこの、半発酵状態で有用微生物豊富なところが犬たちを夢中にさせるんでしょうね。この匂いが食餌に混ざると、犬たちの眼の色が変わりますから。
冬の初めは胃の内容物にはドングリが多く、毎回食餌作りの度に粗く砕かれたドングリの殻をこまめに取り除いて与えます。地域や季節によって、内容物の種類も変わります。
これが朝晩の日課ですから、もう、私の手からは、この強烈な匂いが洗っても取れません…!(笑)
町を歩けば犬という犬が鼻をくんくんさせて全員振り返ります。わっはっはー。

そんなこんなで今年もまたマラミュートたちとドタバタの日々が重ねられることと思います。
今年も早々から、犬たちに会いたいというお客様が春まで次々と来舎される予定です。今や珍しい、このマラミュートという大きくて優しい犬と、じかに触れあいたい、魅力にどっぷり浸かりたいそうです。AMCJ本部でもあるザベリワンを訪問された皆さんには、犬たちが放れている庭に入って揉みくちゃになりながら遊んでいただきます。
マラミュート好きな皆さんと、この犬を介して交流を楽しみながら犬種への気持ちを連帯し、温めていきたいですね。

2016年02月24日 (水) 12時51分

[1711] 投稿者:JC - かろうじて RES


 日曜日は気温が20℃以上に上昇し、春一番も吹きました。月曜は一転してみぞれ混じりの冷たい雨が降りました。体調管理がそりゃ大変です。実は体調全般はすこぶる良好なのですが、目の不調がすでに3週間続いています。

 ドラマ6話を一挙に観た日から両目の画像が上手く統合されず、二重の変な見え方になりました。眼科を受診すると「目の機能にまったく異常はなく原因不明です。脳腫瘍・脳梗塞の可能性もあります。脳神経科を受診されることを勧めます」とのこと・・「およよ、ついに来るべき時が来たか」と思いました。恐る恐る脳神経科を受診し、MRIを撮ってもらいました。結果は「まったく異常なし。もうピカピカの脳」でした。で、やっぱり原因不明の経過観察です。気長に全治を待つことにします。なお、「脳腫瘍・脳梗塞の疑いも」と聞いた家族の一言は、「サブの世話は無理だわ、実家に帰すか、里子に出すか(カミさん)」「バージンロードを誰と歩くのよ、爺様は嫌よ!(娘)」・・すでに私は亡きものになっています。

 昨年「猫の飼育頭数が犬のそれを凌ぐかも」という話題がニュースになりました。人間社会の諸事情、伴侶動物の飼育環境などを考慮するとうなずけますが、長年不動の1位だった犬ですので、自称犬派としては心穏やかではありません(実は飼っていないだけで猫も好きですが)。

 ペットフード協会から2015年の推計値が発表されました。微増傾向だった猫は前年比0.9%減に転じ、減少傾向が著しかった犬は4.1%減・・で、現飼育頭数は犬が991万7千頭、猫が987万4千頭とのことです。犬がトップの座をかろうじて死守したようです。猫が減少に転じたとは言え、今年はわかりません。犬は7歳以上が54.6%と多く、今後も減少傾向が続きます。猫は6歳以下が54.4%とまだまだ若いのが特徴です。戦々恐々としながら次回発表を待つことにします。

 所変われば飼育ペットの種類も異なるようです。ヨーロッパで一番ペット飼育数が多いフランスでは、1位:魚、2位:猫、3位:犬だそうです。法律で「動物は人間と同じように感受性を持つ存在」と規定され、人間と共存する権利が認められています。薬局・生鮮食料品店などを除けばペット同伴もOKです。もちろんしつけはバッチリです。日本もこうありたいなと思っています、“大人の対応”がちょっぴりでき始めたサブを横目で見ながら・・。

2016年02月16日 (火) 10時22分

[1701] 投稿者:JC - 寄る年波には・・ RES


 遅ればせながら、明けましておめでとうございます。エルニーニョ現象の影響で暖かいお正月でした。それにしても春の陽気が続きます。犬達の抜け毛がすでに始まっています。夕食後のブラッシングが日課ですがとても追いつきません。掃除機とコロコロが大活躍です。11月下旬からなにやかやと忙しく(主として家事)、BBSへの投稿を怠っていました。年が明けてやっと再開できました。

 今日の話題は「犬の認知症は進行が速い」です。かく言う私も寄る年波に勝てず、物忘れがひどいものです。最も不確かなものは年月日です。ま、年月と季節まではかろうじてなんとかなりますが、日と曜日になるとすぐには出て来ません。ましてや人の名前なんて・・「ほら、あのCMに出ている女優さん・・」「なんのCMよ?」「う〜んと、なんだったかな〜」・・認知症とまではいかなくても、“それもどき”は確実なようです。

 住環境、栄養、獣医療が充実し、犬の寿命が格段に延びています。一方、長寿に伴い生活習慣病、腫瘍なども多くなっています。認知機能障害症候群(cognitive dysfunction syndrome:CDS)も加齢に伴う疾患の一つです。米国・欧州では、犬のCDS罹患率が11〜12歳で28%、15〜16歳で実に68%とも言われています。

CDSの評価基準が設けられ、兆候がみられる8〜16歳半の犬215頭を対象にその進行速度が分析されました。半年の間に普通の老化から軽度CDSになった犬が42%、軽度から中程度になった犬が24%いました。さらにその1年後は数値がそれぞれ71.5%、50%に上昇しました。この進行速度は人の5倍だそうです。犬の寿命は人の1/5以下ですので症状の進行もそれだけ速いのでしょう。つい先日までなんともなかった老犬に突然症状が現れることもあるのかもしれません。

 残念ながらCDSの特効薬は現在のところありません。しかし、散歩や遊びを通じて脳を活性化させたり、精神的な刺激を与えたりすることが発症時期や進行を遅らせることに役立つのは明らかのようです。我が家のきいとサブはまだまだ若いので心配はありません。心配は飼主自身です。「脳の活性化と精神的な刺激を心掛けねば」と思った新年でした。なお、初詣のおみくじは大吉でしたので慢心しなければ願い事は叶うのでしょう。

2016年01月05日 (火) 12時55分

[1687] 投稿者:AMCJ前田 - マラミュートと共に 秋の八ヶ岳高原を散策しよう!会 RES


皆さま、こんにちは。
紅葉もピークを過ぎて、赤や黄色の葉っぱが風に舞い、日ごとに地面を色とりどりに覆い始めている八ヶ岳です。

「秋の八ヶ岳高原を散策しよう!会」に参加の皆さま、お疲れさまでした!
信玄の棒道〜乗馬クラブ〜牧草地〜フィオーレという、およそ5kmのコースでしたが、当日の欠席者をのぞき16名8頭の犬たちと、しっかり歩くことができましたね。
晴天ならば後ろに八ヶ岳、前には南アルプスの雄大な連山が見晴らせる素晴らしいコースでしたが、当日は霧時々小雨。しかしそんなお天気の中、皆で雨合羽を羽織って黙々と犬を連れて歩くイベントもまた、ご愛犬との特別な思い出の1ページになりましたね。(そう思いませんか?)
そして、人間にとっては勿論ですが、マラミュートたちにとっても、「飼い主と一緒に行動すること」「人に気を配ること」「他の人や犬との距離感、兼ね合いを学ぶこと」「馬の匂い、シカの匂いなど様々な刺激を受けて興奮が高まった場合の切り抜け方」などなど、とても良い学習の機会と経験になったことと思います。

いやいや、勉強というより、ひんやり冷たい空気の中、湿った落ち葉や山の土の匂いを嗅ぎながら犬と歩くというのは単純に楽しかった!ですよねぇ?
今回は初めての、小さい子どもさん連れの若いご家族の参加もあって我が家のマラミュートを持って歩いていただいたり、小型犬2頭の疲れ知らずの完歩ぶり(一度も抱っこされずに、感心しました〜)、若い2頭のマラミュート・タク&ハナに振り回されて四苦八苦されていたご家族(途中脱落約1名=笑)、おじいちゃん犬には留守番してもらって関西から駆け付けた元気いっぱいのティアラ、ベテランごまきちさんのケント&ニコはレインコートで完全装備、カッコ良かった〜・・・などなど、ちょっと面白い集団が森の道を連なって歩くこととなりました。風さんご家族、また次回の参加、楽しみにしてますよ。
夜の「何でも鍋」大会もおしゃべりに花が咲いて楽しかったですね〜!
私は年甲斐もなく、これ位を犬と歩いても何故か全く疲れなかったんですが、結構「最初の登りで息が上がった」「途中でもうダメだと思った」という参加者もあり、雨の後で滑る山道を犬連れで歩くのはちょっと大変だったようです。心地よい疲労の後の夕ご飯&差し入れのお酒、みんなで囲むお鍋はとても美味しく、用意した材料が飛ぶように無くなりましたね(笑)。

今回の企画は直前の通知だったため、参加できたかたは多くなかったですが、嬉しかったのは「とても魅力的な企画で行けないのが非常に残念」「今までのイベントで一番行きたいと思った」などというお声が多かったこと。
更に嬉しかったのは、会の活動や私への温かい理解と励ましのお便りを、思いがけず多くのかたからいただいたことです。この会ちゃんと運営できてるの?と心配になる程、忘れた頃に活動を行なうAMCJですが、マラミュート好きのかたからは忘れられることなく、いまだ楽しみにされているんだなぁ、なんて感激しました。
定期研修会のような、みっちりマジメなセミナーもいいけれど、こんな「犬と楽しむ企画」もいいですね。
小淵沢の高原は、散策のロケーションとしてはまさに最高ですし、また企画したいと思います。皆さま是非また一緒に歩きましょうね。

2015年11月15日 (日) 22時34分

[1689] 投稿者:桔梗 - お疲れ様でした!


いつも企画から準備までありがとうございます!
お天気は少し残念でしたが、いい集まりになりましたね♪
しつけの出来てないテイアラを連れて滑りやすい路面を歩くのは少し苦戦しましたが楽しかったです。

普段はなかなか見れない他のマラミュートも見れて良かったです。
みんなかっこいいしかわいかったですね〜

夜の鍋は忙しい中ちゃんと準備されてる出汁や具材にびっくり!!
ほんとにありがとうございますU_U
犬抜きで人間だけでおしゃべりの時間もまた楽しいですね♪
またこんな集まりを時々出来るといいな〜^^

2015年11月18日 (水) 09時11分

[1692] 投稿者:昇りリュウ - またお願いします


マラミュートたちとのハイキング、楽しかったみたいですね。
次回には体調整えて参加したいものです。
AMCJならではのこんな企画を、ぜひまたお願いします。
次は、好天に恵まれますように。

2015年12月04日 (金) 22時12分

[1686] 投稿者:砧 - Black Ribbon RES


悲しいお知らせです。
多くの皆さんに人気のあった我が家のディーバが亡くなりました。
かなりの高齢なので大往生といえば大往生なのですが、私たちにとっては例えどんなお別れであっても様々な思いや後悔、切なさで胸がいっぱいになります。
9月の大勢のお客様来訪時にはニコニコ笑顔で尾を振りながら歓迎メンバーの一員として大活躍だったのですが、先月初めに鼓脹で夜間救急に運び込まれ、持ち直したものの、一進一退を数日おきに繰り返しながらついに力尽きました。
亡くなる前日は機嫌も体調も良く、作業室前の階段を上ってご飯の催促に来たり、この調子なら年は越せて15歳を迎えられるなと思っていた矢先、後半身の機能が停止した状態となりたちまち腹部が固くなり立つことも不能となり、懸命の救命措置をとりましたが助けられませんでした。
あんなに善良で思慮の深いあの犬に、最後の数時間、いらない苦しみを味わわせてしまったことに胸苦しい思いです。

カナダ生まれのディーバは4〜5歳の頃来日し紆余曲折あった後にザベリワンの家族に加わりました。オーナーさんも付いていて良くしていただいたのですが我が家では10年近く一緒に暮らし、2回の出産でなんと24頭の丸々した健康な子孫を残しました。
10歳を超える頃から乳癌を繰り返し数度の手術で両側の乳腺全摘、深夜のブロートで遠方の病院へ担ぎ込み緊急手術で死の目前から生還したり、どうやら腫瘍ができやすい体質だったようで数度に及ぶ癌の手術、鼓脹(馬でいう疝痛。大型犬の場合、致死率は馬より高いかもしれません)も何度か繰り返し、なんと血管肉腫からも生還し、しかし今年初め頃には精密検査をしたところ腹部〜胸部に心臓より大きな複数の腫瘍が見つかったのですが、高齢のため外科的治療は不可と言われていました。
私の持っている知識やモノを駆使して、あの手この手で延命を試みてきましたが、そろそろ限界だったようです。

とにかく賢い!人の心を先読みし、自分が何をしたら皆に喜ばれるかをわきまえています。家の周りに放っておいても玄関前から離れることはありません。
ネコにも優しく幼い動物の世話は甲斐甲斐しくかって出て、安心してまかせていられます。人に声をかけてもらうと鼻の上に皺を寄せ目を線のように細めて、これ以上無いという満面の笑顔で駆け寄ってきます。
しかし上下社会に生きる気高いマラミュートらしく、仲間内の犬たちとの序列意識は強く、牡牝関わらず妥協はしない、女王の魂を持ったような犬でした。
私の腕の中で息が絶える前、必ず我が家にもう一度おいでと、もう動けない彼女の耳元にささやきました。
かわいい、私のかわいいディーバ…

2015年11月12日 (木) 21時23分

[1656] 投稿者:砧 - マラミュートとの楽しい時間 RES


ここ数日ですっかり冷え込みだした八ヶ岳です。夜は長袖1枚では寒く、上着を重ねないとぞくぞくします。
犬たちは気温の低下と共に食欲もりもり、夏にすっかりみすぼらしくなっていたコートが再び復活する兆候が出て来ました。
我が家では秋の深まりと共に、犬たちのご飯に鮭が入ることがぐんと多くなりました。大きな生鮭を何尾も、頭からヒレ、全ての内臓、骨まで細かくして100%丸ごと、少しも捨てることなく使います。
皆さん変わりなくお過ごしでしょうか?

9月にはシルバーウィークを始め、たくさんのご家族に遊びにいらしていただき、楽しい時間が過ごせましたね。
Y県Sさん、T県Tさん、S県Aさん、G県Mさん、N県Nさん、A県Nさん、K府Mさん、などなど皆さん遠路お疲れさまでした!大勢の子どもたちも我が家の庭に入って犬たちと戯れて、みんなすっかり巨大な犬慣れして帰ることができましたね〜!マラミュートが大好きな子どもたちが増えるなんて、とても嬉しいイベントになりました。
ザベリワンの、もうすぐ15歳になるおばあちゃん犬を始め、ジンゴートルーテムジンピリカドードー他、年季の入ったベテラン犬、ポッケサルタンビクターなど若手、スリラーカザンリボンエルモなどその中間たちその他大勢、我が家の犬たちはみんな、人が来て庭に入って来るのがわくわくするみたいです。オルフェやサイゴンは誰の前でも面と向かって気をつけ姿勢でシャキーンとお座り、じっと人の眼を見上げて対話する機会を自分のものにしようと賢く振る舞います。「わぁ〜可愛いー!きゃーカッコいいー!」と言われると、犬たちみんなデレデレで、はしゃぎながらひっくり返ってお腹を出してましたね〜。
9月のお客様たちは、AMCJのイベントというより単に「マラミュート好きのためのお遊び」でしたが…(笑)。
この次には「マラミュートと共に八ヶ岳の高原を歩く集い」(仮)でも企画して、犬たちを連れて近辺の森を散策したり楽しみたいですね。犬をお持ちではないご家族には我が家のお好みの犬を貸し出しましょう(いきなり大型犬、大丈夫か!?)。

最近は、ある程度の年齢の犬たちの「亡くなりました」報告が本当にたくさん続き、寂しい思いをすると同時に「飼い主も歳をとりました」という話を聞くことが増え、時の流れを痛感したりしてました。
確かに、体力の衰えを感じる年齢になると、大型犬の連日のお世話や病気になった時の看護は少々重たいかもしれません。心の声=え?じゃあ私たちはどうなるんだい?この歳で、こんなにたくさんの面倒みてるのに…!?
でも大変な以上に、マラミュートが傍にいて得られる充足感や楽しさはかけがえのないものでもあると思えます。お手軽な小型犬とはかなり違った魅力に溢れていると思いませんか?
しかしながら、若い部類の愛好家が増えてくれるのも嬉しいですね。知名度のない犬種ゆえ、この犬の面白さを知った若い人たちが定着してくれればと思います。
そんな気持ちを込めて、ザベリワンの犬たちに会いに来て下さる皆さんを、我が家の全マラミュートと共にお迎えしたいと思っています。

AMCJは、色々なしがらみのない、ただ単純にマラミュートに惹かれ、マラミュートのことをもっと知りたい皆さんの集う場所です。楽しい時間を共有しましょうね。

2015年10月02日 (金) 02時44分

[1662] 投稿者:1 -


1

2015年11月08日 (日) 15時57分

[1661] 投稿者:JC - 音と恐怖心 RES


 小学校教師が目標の娘はピアノも必須だそうです。「試験がある」とのことで自宅練習をしていました。課題曲は「でんでんむし」です。楽器をやらせたことがなく、かつ音楽センスも今一歩ですので心配していました。しかし、にわかピアノ教師と化したカミさんの手ほどきで、またたくまに上手になりました。ただ、何回も練習するので「でんでんむし」が耳から離れなくなりました。ベッドに入っても耳の奥に「で〜んで〜んむ〜しむし、か〜たつむり〜」が響いていました。

 ピアノの音に当初は吠えて抵抗を示したきいタンでしたが、こちらも慣れて吠えなくなりました。なお、サブはピアノの音に動じることはなく、逆に興味深そうに近づき、鼻で鍵盤をたたくという妙技を見せてくれました。

 と言うことで、今日は「音と恐怖心」に関する話題です。個体によって特定の音に恐怖心を抱くことがあります。

 ノルウェーの研究者らが17犬種5,257頭の犬の飼主に対して、@花火、A騒音(ドンという大きな音や銃声)、B雷雨、C激しい交通の4つの音について犬の反応を5段階に評価してもらうインターネット調査を行いました。ちなみに我が家のアンポンタン二匹は以下のような反応です。Aに銃声とありますが、近所で銃声をまだ聞いたことがありません(銃社会とは縁遠い日本ではどこもそうかもしれません)。

【我が家のアンポンタン二匹の評価(二匹とも同程度の反応)】
■ 花火:1ポイント(怪訝そうな顔をするだけ。ただし遠くの花火ばかりで、近くの花火は運動会開催のお知らせのみ)
■ 騒音:3ポイント(散歩中、突然の大きな音にビックリすることがあります)
■ 雷雨:2ポイント(子犬時代は雷が鳴ると近くに寄って来て怖がっていました。最近は無視して寝ています)
■ 激しい交通:1ポイント(バス・トラックとは並走して喜んでいます、交通量はさほど多くない田舎ですが)

 調査結果では、全体の23%の犬がいずれかの音に恐怖を抱いていました。恐怖を抱く順番は、花火、騒音、雷雨、激しい交通の順でした。なお、花火を怖がる犬は騒音や雷雨も怖がる傾向が強いようです。

 17犬種の間には音への恐怖行動に有意差がみられました。もっとも怖がる傾向にある犬種の中に柴犬が入っていました。逆にもっとも怖がらない傾向にあった犬種はポインター、ボクサー、グレート・デーンなどでした。音への感受性には遺伝的な要因が関与していることを示しています。

 メスはオスよりも30%増しで音に対して恐怖を抱く傾向にあり(独り言:昨今の人間世界では逆の現象も)、不妊去勢手術をしている犬のほうがしていない犬より72%増しで音を怖がる傾向にありました。また、高齢になるほど音に対する恐怖が増大していく傾向もありました。これらは生理学的影響です。

 音に対して恐怖心の強い犬は弱い犬と比べると、分離不安行動(3倍)や新しい状況に恐怖(18倍)をあらわす傾向があり、強いストレスを感じた後に落ち着くまでの時間が長い(4倍)傾向もみられました。

 マラミュートとコーギーの凸凹コンビと暮らすことが常の我が家では、極端な恐怖行動を経験したことはありません。大きめの地震にも奴らは「ん?」という顔をするだけです。調査結果では四匹に一匹の頻度で恐怖心を抱く犬もいるようです。恐怖からフリーにしてあげるのも優しい飼主の務めです。愛犬達の恐怖が和らぐようにしてあげたいものです。

2015年10月23日 (金) 09時33分



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