清原被告、運動療法で素振り実現!?薬物依存専門の医療機関で
2016年3月17日6時0分 スポーツ報知
覚醒剤取締法違反容疑で起訴された元プロ野球選手の清原和博被告(48)が「運動不足で、(外に出られたら)バットを振りたい」と話していることが16日、関係者への取材で分かった。この日、同容疑者の弁護人が保釈を請求。地裁が許可し、被告が保証金を納めれば、17日にも勾留中の警視庁本部から保釈される。保釈後は、薬物依存症の治療のため都内近郊の病院に入院することも判明した。
薬物依存治療専門の入院施設を持つ医療機関は、全国に10か所ほどしかない。都内近郊は、千葉、神奈川、埼玉の3県にあり、清原被告は保釈後、これらのいずれかに入り、外部からシャットアウトされた環境で治療に取り組んでいくものとみられる。
各施設の関係者の話を総合すると、治療のプログラムはおおむね約12週間にわたって組まれており、5~6人の大部屋で他の患者とともに規則正しい共同生活を送りながら、グループミーティングを行うなどして更生に向けて取り組んでいくのが通例だ。
施設によって若干の違いはあるものの、毎日午前7時に起床し、午後9時に就寝する。食事は通常の病院食と変わらない。時間は指定されるものの、入浴やテレビの視聴も可能だ。また、ソフトボールやサッカー、ウォーキングなどの運動療法はカリキュラムに必ず含まれている。ソフトボールで汗を流すことがあれば、清原被告の「バットを振りたい」という希望が実現する可能性は高そうだ。