2016年3月17日16時33分
プロ野球・巨人などの1軍選手が自チームの試合結果を対象に金銭のやりとりをしていた問題で、広島でも同じような行為があったことが17日、分かった。この日、広島の鈴木清明球団本部長が明らかにした。
鈴木本部長によると、試合前の円陣の声出しで、4~5年前から、5連勝した時のみ祝儀として現金を出す習慣があった。一昨年までは1選手について1千円ずつ、昨年は1万円ずつ出し合い、声出しした選手が全額を受け取っていた。負けた場合の支払いはなかった。参加は自由意思だったという。参加していた選手数は明らかになっていない。
自チームの試合結果での金銭授受を認めたのは、巨人、阪神、西武、ソフトバンクに続いて5球団目。
広島ではこのほか、ノックやエラーなどでも罰金があった。遅刻などルーズなケースについては、罰金額を高く設定し、身体障害者らを球場へ無料招待するための資金に使っていたという。
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