ソフトバンクでも現金授受　プロ野球、４球団目

　プロ野球選手が自チームの勝敗に絡んで現金をやりとりしていた問題で、ソフトバンクは１６日、数年前から昨年まで試合前の円陣で「声出し」をした野手が勝利の後に他の野手から千円ずつ受け取っていたと発表した。巨人、阪神、西武に続き４球団目。

　昨季まで２年連続日本一の強豪にも問題が発覚し、さらに他球団へ拡大する可能性が出てきた。セ・リーグは１７日、パ・リーグは１８日に臨時理事会を開いて対応を協議する。

　ソフトバンクの三笠球団統括本部副本部長によると、毎試合ではなく、３連勝や５連勝が懸かるなど特定の試合で行われ、チームが勝った場合のみ、祝儀として現金の授受があった。