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JR高崎線運転見合わせ続く 再開は午後1時ごろ
3月17日 6時39分

JR高崎線運転見合わせ続く 再開は午後1時ごろ
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JR高崎線はトラブルの影響が続き、17日朝も始発から熊谷と岡部の間で運転の見合わせています。JRは午後1時ごろの運転再開を見込んでいます。
15日、埼玉県熊谷市にある高崎線の籠原駅で架線などから火花が出て、信号機器や駅舎に電気を供給する配電盤の一部などが焼けるトラブルがありました。このため高崎線は16日、現場付近で運転を見合わせ、およそ20万5000人に影響が出ました。
復旧作業は夜を徹して進められましたが、17日朝も始発から熊谷と岡部の間の上下線で運転を見合わせていて、これに伴い埼玉県の熊谷と本庄の間ではバスによる代行輸送が行われています。また、上野と熊谷の間と本庄と群馬県の高崎の間は通常の半分程度の本数で運行しているほか、特急はすべての区間で運休しています。
JRはラッシュ時には駅やホームへの入場を制限することもあるとしていて、17日も沿線の駅は混雑が続く見通しです。
JRは午後1時ごろの運転再開を見込んでいます。

熊谷駅で入場制限

JR高崎線は、トラブルのため一部区間で運行本数が半分程度となっていて、熊谷駅と大宮駅の間で新幹線による振り替え輸送を行っています。この影響で熊谷駅の新幹線の改札口が混雑していて、午前6時20分ごろから、入場制限が行われています。
JR熊谷駅前には午前5時すぎから代行の輸送バスが次々に到着し、降りてきた通勤客などが足早に駅に向かっていました。また、駅前のロータリーには家族に車で送ってもらう人の姿も多く見られました。会社員の男性は「いつもより1時間以上早く家を出てきました。電車の本数も減っているので、早く復旧してもらわないと困ります」と話していました。また、別の会社員の男性は「けさから運転が再開する予定だと聞いていましたが、再開が延びてしまい大変です」と話していました。

他線にも影響

JR高崎線のトラブルで「上野東京ライン」と「湘南新宿ライン」の一部にも運転の本数が減るなど影響が出ています。「上野東京ライン」は、上野と高崎線を結ぶ区間が通常の半分程度の運転となります。「湘南新宿ライン」は、新宿から高崎線に入る区間が運転見合わせとなっています。

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