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インド 女川カレーで被災地の復興願う
3月12日 7時35分

インド 女川カレーで被災地の復興願う
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東日本大震災から5年の11日、インドでは地震や津波の被害の実態を振り返るとともに宮城県女川町の復興の象徴にもなった「女川カレー」を食べながら被災地の復興を願う催しが開かれました。
インドの首都ニューデリーで国際交流基金が開いた催しには、インドの若者などが集まり、5年前、宮城県女川町に派遣されたインドの国家災害救援隊の元隊長が講演し、難航した行方不明者の捜索や肉親を捜す被災者との出会いについて話しました。
そして神奈川県に住むスパイスの輸入卸業のインド人が女川町で地元の人たちと協力して行ったカレーの炊き出しと、それをきっかけに復興の象徴として生まれた「女川カレー」の取り組みが紹介されました。
また、スパイスなどがセットになった女川カレーの製造や販売を手がける地元の女性からメッセージが寄せられ、「被災者にとって忘れられることはつらいことです。心の片隅でも震災のことを覚えていてください」と読み上げられました。
会場では、被災地の復興を願って女川カレーがふるまわれ、インドの人たちは「スパイスの調合がよく、インドの家庭の味に似ていてとてもおいしいです」とか、「インドと日本を結ぶカレーですね」などと話し被災地に思いをはせていました。

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