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インド洋大津波の被災地でも追悼 共に復興を3月12日 7時40分
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東日本大震災から5年の11日、2004年に発生したインド洋大津波で大きな被害を受けたインドネシアでも追悼式典が開かれ、参加者たちは、同じ津波の被災地として、共に復興に向けて歩むことを願いました。
この式典は、死者・行方不明者が22万人に上ったインド洋大津波の最大の被災地、インドネシア・アチェ州のバンダアチェで、11日、地元州政府や日本とアチェの友好団体が開催したものです。
会場となった、大津波の被害を後世に伝える「津波博物館」には、地元の学生などおよそ300人が集まり、全員で黙とうを行って震災の犠牲者を追悼しました。
式典に参加したメダンの日本総領事館の川合貴之副領事は「アチェの人々が震災の被災者に心を寄せてくれていることに感動しました。両者の友情が今後さらに深まることを願います」と感謝のことばを述べました。そして、日本語を勉強している学生たちが復興支援ソング「花は咲く」を合唱したあと、「復興に向けて共に舟をこぎ出す」という願いを込めて、子どもたちが折り紙で作った数百の舟を博物館の敷地内の池に浮かべました。
参加した現地の男性の1人は「日本の人たちが震災から5年を経て、復興を続けるためにさらに強くなることを願っています」と話していました。
会場となった、大津波の被害を後世に伝える「津波博物館」には、地元の学生などおよそ300人が集まり、全員で黙とうを行って震災の犠牲者を追悼しました。
式典に参加したメダンの日本総領事館の川合貴之副領事は「アチェの人々が震災の被災者に心を寄せてくれていることに感動しました。両者の友情が今後さらに深まることを願います」と感謝のことばを述べました。そして、日本語を勉強している学生たちが復興支援ソング「花は咲く」を合唱したあと、「復興に向けて共に舟をこぎ出す」という願いを込めて、子どもたちが折り紙で作った数百の舟を博物館の敷地内の池に浮かべました。
参加した現地の男性の1人は「日本の人たちが震災から5年を経て、復興を続けるためにさらに強くなることを願っています」と話していました。