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エネルギーのあり方を考える
日本のエネルギーの現状や将来の姿について理解を深めてもらおうというシンポジウムが、福井市のアオッサで開かれました。
このシンポジウムは、経済産業省が原子力の必要性など、日本のエネルギーについて理解を深めてもらおうと、西川知事の要請を受けて全国各地で開いているもので、福井市のアオッサには、約150人が集まりました。
まず、国の担当者がいわゆるエネルギーミックスについて説明をしたあと、参加者から事前に寄せられた質問をもとに、パネルディスカッションが行われました。
このなかで、裁判所が高浜原発3号機と4号機の運転を止める仮処分の決定を出したことについて、日本エネルギー経済研究所の十市勉研究顧問が「国は再稼働を進める方針で、規制委員会の審査をクリアして地元が同意したのに、裁判で覆され残念だ。リスクはゼロということはなく、社会として許容できるか、国が国民にしっかりと説明して理解を得る必要がある」と話しました。
また、経済評論家の勝間和代さんは「原発を動かしても止めても課題はあり、時間をかけて議論をする必要がある」と話していました。
会場からは、原発の再稼働に批判的な意見が相次ぎましたが、国の担当者は「原子力は日本のエネルギーに欠かせないもので、信頼を回復できるよう地元の理解を得ながら進めたい」と理解を求めました。
03月16日 18時58分