連邦公開市場委員会(FOMC)が終了し、今回はフェデラルファンズ・レートを変更しないことが発表されました。

声明文の中には「海外動向に注視する」旨が再び盛り込まれました。これはサプライズであり、ハト派です。

さらにドットプロットですが、2016年のフェデラルファンド・レートのコンセンサスが、これまでの1.4%から0.9%へ下がりました。この下落幅は予想よりも大きかったです。


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声明文における、その他の変更点としては:

1)企業の投資に陰りが出たと言及されたこと
2)労働市場は改善したけど、賃金の上昇プレッシャーにはそれが表れてないこと
3)「リスクはバランスが取れている」という表現は消えたこと

などです。