先日、杉並区内で行われた民間団体主催の講演会に、私も足を運びました。「家庭に愛を」という演題で、講師ご自身の夫婦円満ぶりもジョークたっぷりに紹介されていました。講演後、質疑応答で「夫婦円満の秘訣は何か」との出席者の問に対し、講師は次のように回答されました。
「実は、私ども夫婦には子供がおりません。ある時、妻の枕がぐっしょりと濡れていることに気が付きました。わけを尋ねると、近所の幼児育成施設から毎日聞こえてくる子供達の声を夜な夜な思い出すにつけ、切なさがこみあげてきて、涙が止まらないと言います。私はそれで初めて妻の心に思い至り、長年親しんだ住まいを変えました。まあ、そのようなことです。」
と、冗談好きの講師もその時ばかりは言葉少なに訥々と回答されたのです。
私も、区内のそうした私立施設にかかわる者として、身につまされる思いで拝聴しました。
近隣から寄せられる、園児の声や保護者のマナーに関する苦情への対応は、幼稚園や保育園の仕事の中でも大きな比重を占めるものです。
子供は国の宝、地域の宝。その地域に快く受け入れて頂くためには、近隣の理解をいかに得られるかが問われることとなるでしょう。
待機児童を解消するために保育園を増やすことは基礎自治体の責務であって、間違ったこととは言えません。
重要なのは、どのような理念を備えた保育園をつくるかです。単に子供の量を預かる箱を増やそうといった理念なき発想では、園と地域の関係をめぐる諸問題は解決できません。
杉並の閑静な住宅街を、行政需要の名のもとに、頭ごなしに破壊する暴挙と見なされるようなことがあれば、本末転倒というものです。近隣住民との間に要らざる争いの種をもたらすことにさえつながりかねないのではないでしょうか。
保育施設の整備を進める当区もまた、こうした問題の当事者に他ならぬとの認識から、去る20日の杉並区議会第4回定例会本会議において一般質問を行いました(詳細は区議会HPをご参照下さい)。
「保育園を整備する際、騒音対策等、近隣住民への説明はどのようになされているのか」との私の質問に対し、区の答弁は「適時適切に近隣住民への説明並びに意見聴取等を行い、地域の理解と協力を得て施設を整備運営できるよう努めているところだ」という内容でした。
ところが、昨日行われた保健福祉委員会での区の報告によれば、私の一般質問に先立つ14日、すでに区内で進められていたさる保育園の建設が、近隣住民の理解を得られず、事業者が選定を辞退し区がこれを受理していたことが明らかになりました。
子供は社会全体で育てるもの──そうした大号令のもと、近隣住民に無条件に協力を求め、我慢を強いることは果たして許されることなのか。
真に地域に愛される園の在り方というものを、じっくり考えてみる必要があるでしょう。
保育園増設をめぐる近隣とのトラブルは、子育て支援の名のもとに見過ごされてきた人々の「声なき声」が、やっと表に出てきた一つの現れではないのでしょうか。
本来は子供は家で親が育てることが望ましいのであって、保育園はあくまで保育を必要とする児童のための福祉施設であるという大根本に、区は今一度立ち返る必要があるのではないでしょうか。
ややもすれば、単に箱を増やしさえすれば良いという、安直な方向に流れてはいなかったか。
私自身も、地域のお祭り参加や伝統行事の再興等を通し、地域に愛される幼児育成施設の在り方を模索しているところです。
2014年11月27日
保育園と近隣のトラブルについて
posted by 田中ゆうたろう at 10:22| Comment(17)
| 日記
(某杉並区議会議員が“陛下に手紙を渡した某参議院議員”を批判した文章と同じ文調で)
県議会議員が、危険ドラッグを使用し逮捕された問題。
まず、これが指定暴力団や暴走族等の関与がなくて、本当に良かったと思います。
某議員の支持層には極右勢力が、連立を組む政党の支持母体の新興宗教団体には、信者や票田として多数の指定暴力団員も存在しているとのこと。
危険ドラッグなどというものの定義は曖昧で、違法であるところの麻薬や覚醒剤として分類されていないものもあり、法規制が遅れているため取締りがゆるいのが現状。但し効能や依存性・毒性は麻薬や覚醒剤以上のものもあるとのことで、最近では服用後に自動車事故を起こしたり、また暴力団の新たなる資金源として問題視されています。
それが、こともあろうに、政権与党の県議会議員ともあろう人物が議員事務所や療養中の病院にまで危険ドラッグを持ち込み、その使用をやってのけたという、まず個人事務所や病院の入退院に当たっての身体チェックなどの審査から着手しなければならなくなったとは、つくづく物騒な国になってしまったものです。
やろうと思えば、県議会場や視察先など公務中の服用も可能であることを、今回の一件は証明しているのです。
呆れ果てた暴挙に及んだ本人はもとより、某政権与党第一党という文言だけに惑わされて、彼を無責任に支援してしまった某県民も、猛省しなければならないのではないかと私は思います。
今後の彼の身の処し方についても、思うところを付け加えておきたいと思います。
そもそも、議員とはその国の法律の定めるところの選挙権を有する有権者による選挙によって選出された国民の代表であり、選ばれたからにはその職責を全うすると同時に、国民や選挙区の代表としてその範となるべく自分自身を律することが出来なければなりません。
が、彼はやってしまいました。
ましてや妻子があるにも係らす、愛人宅で蜜毎を取り交わすに際し危険ドラッグを使用したとのこと。
もはや、議員辞職などで事足る問題ではないでしょう。
また、議員辞職から逮捕への流れも非常に不鮮明です。ざっと順を追って纏めてみましたが、
@愛人からのタレこみで、県警による捜査が開始される。
A証拠物件を任意提出し容疑がほぼ確定
B一身上の都合で県議会に辞表を提出される
C一身上の都合で某政権政党に離党届が提出される
D県議会により辞表が受理される
E某政権政党より離党届が受理される
F数日をおいての逮捕
一体何が『一身上の都合』なのでしょうか?あまりにも不自然なこの時系列。県警本部と某政権政党との間で何かの取り交わしが行われ、党本部を介し議員への何らかの事前通達があったと思われても不思議ではありません。
本来であれば遡及して辞表や離党届を受理せずに、除名除籍処分とするのが相当であると考えます。
今からでも遅くありません。某政権政党は直ちに厳しい処分を下すことによって、某政権政党にも自浄能力があるということを極限まで世間に証明してみせるより他ないのではないでしょうか。
また辞表を提出し受理された直後に逮捕されるという極めて不可解な時系列、このあたりについても第三者機関により検証するべきではないのでしょうか?
区民はあなたが議員やってる事がクレームだよ。
少しは区民の為に役に立てよ。
親は好きで働いているとお思いですか?
浅はかで人情も知性も品もない人に議員をやっていただきたくない。
もっと知見を深めて下さい。
分かりました。では、日本全国の働くお母さんが皆専業主婦となり、家庭で子供を育てることになったら日本はどうなると思います?
望ましいとおっしゃるんですよね?
それに倣って皆そのように行動起こしたらどうなります?
極論に聞こえるかもしれませんが、貴方がおっしゃってることも極論ですよ。
http://www2.city.suginami.tokyo.jp/library/file/seimutyousa_kansakekka25_02_2.pdf
自分と合わない意見の人を「無知」とか「浅はかで人情も知性も品もない」とか、人格否定までする方々もどうかと。
あげくの果てには「区民はあなたが議員やってる事がクレーム」とか、むしろこんなひどいコメントを残す人の人間性を強く疑います。
自分と違う価値観を排除し、あたかも自分が一番正しいかのような戯言を吐き散らす某コメント主のような方が同じ杉並区民だと思うと、とても恥ずかしいです。
彼が議員にふさわしくないと思うなら、次の選挙で投票しなければいいだけのこと。私はまだ決めてませんが、彼の今後を見て判断しようと思います。
http://www2.city.suginami.tokyo.jp/library/file/seimutyousa_kansakekka25_02_2.pdf
園児の声に苦情ですか。
子供の元気な声に苦情だす低脳な住民の味方のようですね。
9ヶ月のお子さんがいらっしゃるようですがお子さんが夜泣きをしたらどうします?
閑静な住宅街に似つかわしくないから死に物狂いで黙らせるのですか?
過去のブログも読んでは見ましたが考えの浅はかさ・レベルの低さは昔からのようですね。
あなたの考え・理想を現代社会に反映させると社会が機能しなくなります。
あなたは無能な議員なので区民に謝罪し辞職することが望ましいですね。
あなたを低脳に育ててしまった親や環境、そして議員に選んだ区民と後援者にも非があります。
次回の選挙の結果が楽しみです。
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住宅の前にある広場で、子どもと一緒になって親も大声出して遊んでるような同レベルな人がたくさん住んでるから。多分すんなり馴染めると思う。