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IOC 過去2大会のドーピング検体を再検査3月16日 23時32分
国際オリンピック委員会は、5か月後に迫ったリオデジャネイロオリンピックでのドーピング根絶に向けて、2008年の北京、2012年のロンドンと、過去2大会のオリンピックのドーピング検査で採取した検体について再検査を開始しました。
これは、IOCがWADA=世界アンチドーピング機構と協力して行います。リオデジャネイロオリンピックにドーピング違反の選手が出場することがないようにするのが目的で、特定の競技や国に絞って、北京大会とロンドン大会の数百の検体について、最新の技術を使って再検査しています。
IOCのバジェット医事部長は、「北京とロンドンで違反を犯し、まだ明らかになっていない選手をリオデジャネイロオリンピックから排除することがねらいだ。クリーンな選手を守るために、オリンピック前から行動を取り始めた」と話しています。
再検査の結果は、数週間から数か月で明らかになる見通しだということです。
このほか、IOCはWADAに要請してリオデジャネイロオリンピック対策の一環として、各国のアンチドーピング機構などと協力してドーピングの情報収集や、検査の計画などを作る作業部会を立ち上げることを決めました。そのうえで選手村がオープンする7月24日から閉会式が行われる8月21日の間に、抜き打ちのドーピング検査を強化する方針を示しました。
IOCのバジェット医事部長は、「北京とロンドンで違反を犯し、まだ明らかになっていない選手をリオデジャネイロオリンピックから排除することがねらいだ。クリーンな選手を守るために、オリンピック前から行動を取り始めた」と話しています。
再検査の結果は、数週間から数か月で明らかになる見通しだということです。
このほか、IOCはWADAに要請してリオデジャネイロオリンピック対策の一環として、各国のアンチドーピング機構などと協力してドーピングの情報収集や、検査の計画などを作る作業部会を立ち上げることを決めました。そのうえで選手村がオープンする7月24日から閉会式が行われる8月21日の間に、抜き打ちのドーピング検査を強化する方針を示しました。