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ベルギー発砲事件 射殺された男の部屋からISの旗3月17日 1時09分
去年、フランスのパリで起きた同時テロ事件に関連した捜査で、ベルギーの警察が15日に発砲してきた男を射殺したことについて、ベルギーの検察は、男は不法滞在のアルジェリア人で部屋から過激派組織IS=イスラミックステートの旗や武器が見つかったと発表しました。
ベルギーの警察は去年11月にパリで起きた同時テロ事件に関連した捜査で、15日にフランスの当局と合同でブリュッセル南部のアパートの家宅捜索を行いました。この際、室内にいた少なくとも2人の男が銃を発砲したため警察側が撃ち返し、1人を射殺しました。
テロ捜査を率いるベルギーの検察は16日に記者会見し、死亡した男は不法滞在の35歳のアルジェリア人で、室内から過激派組織IS=イスラミックステートの旗のほか自動小銃や弾丸などの武器が見つかったと発表しました。また、検察は同じ地区にある別のアパートで銃などの武器を押収し、関連を調べていることを明らかにしました。
パリの同時テロ事件では、実行犯を含む複数の容疑者がブリュッセル出身で、このうちの1人が事件直後に国内に戻ったあと今も逃走を続けています。また犯行に使われた爆発物もブリュッセル市内で密造されたことが分かっていて、捜査当局はベルギーを拠点にテロの準備が周到に行われたとみて捜査を続けています。
テロ捜査を率いるベルギーの検察は16日に記者会見し、死亡した男は不法滞在の35歳のアルジェリア人で、室内から過激派組織IS=イスラミックステートの旗のほか自動小銃や弾丸などの武器が見つかったと発表しました。また、検察は同じ地区にある別のアパートで銃などの武器を押収し、関連を調べていることを明らかにしました。
パリの同時テロ事件では、実行犯を含む複数の容疑者がブリュッセル出身で、このうちの1人が事件直後に国内に戻ったあと今も逃走を続けています。また犯行に使われた爆発物もブリュッセル市内で密造されたことが分かっていて、捜査当局はベルギーを拠点にテロの準備が周到に行われたとみて捜査を続けています。