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JR高崎線の再開 17日の午後1時ごろに3月16日 19時13分
JR高崎線は、15日、埼玉県熊谷市の籠原駅で起きたトラブルの影響で、16日も始発から熊谷と岡部の間で運転を見合わせています。JR東日本では、当初、運転再開は17日の始発からとしていましたが、17日の午後1時ごろにずれ込む見通しだと発表しました。
15日午前4時ごろ、埼玉県熊谷市にある高崎線の籠原駅で信号機器や駅舎に電気を供給する配電盤の一部などが焼けました。高崎線は16日も熊谷と岡部の間の上下線で運転の見合わせが続いています。
また、上野と熊谷の間と岡部と群馬県の高崎の間は通常の半分程度の本数で運行しているほか、特急はすべての区間で運休しています。
このうち、熊谷駅では午後5時すぎから東京方面から帰宅を急ぐ通勤客や通学客が増え始め、見合わせ区間に向かう代行輸送のバスに乗り換えようと長い列を作っていました。
また、大宮駅では、徐々に帰宅する人が増えてきていますが、今のところ大きな混乱はないということです。
JR東日本では、当初、運転再開は17日の始発からとしていましたが、17日の午後1時ごろにずれ込む見通しだと発表しました。
また、上野と熊谷の間と岡部と群馬県の高崎の間は通常の半分程度の本数で運行しているほか、特急はすべての区間で運休しています。
このうち、熊谷駅では午後5時すぎから東京方面から帰宅を急ぐ通勤客や通学客が増え始め、見合わせ区間に向かう代行輸送のバスに乗り換えようと長い列を作っていました。
また、大宮駅では、徐々に帰宅する人が増えてきていますが、今のところ大きな混乱はないということです。
JR東日本では、当初、運転再開は17日の始発からとしていましたが、17日の午後1時ごろにずれ込む見通しだと発表しました。
広範囲に損傷拡大 復旧に時間
JR東日本によりますと、今回のトラブルは、電車に電気を供給する架線をつり下げていた「がいし」と呼ばれる部品が破損したため、架線が金属製のはりに触れて漏電が起きたことが原因でした。
この漏電によって、架線に流れていた1500ボルトの高圧の電気がはりや電柱を通って地面や線路などに通じ、さらに駅の構内にある広い範囲の電気設備まで流れました。
その結果、信号機器や、踏切の制御装置、駅の機器類に電気を供給する配電盤など合わせて11か所の電気設備が焼けたり壊れたりしたということです。
このため、JRは破損した「がいし」と呼ばれる部品の交換を行うとともに、電気が流れた広い範囲で設備の修繕を進めているということです。
また、損傷した信号機器や配電盤は電車の運行に直接関係するため、広い範囲でシステムの安全確認が必要で、復旧に時間がかかっているということです。
JRによりますと、「がいし」はその一部に使われている金属が経年劣化によって腐食して破損したとみられるということで、JRは16日未明から、同様の「がいし」が使われている首都圏のおよそ8万か所について緊急点検を始めています。
この漏電によって、架線に流れていた1500ボルトの高圧の電気がはりや電柱を通って地面や線路などに通じ、さらに駅の構内にある広い範囲の電気設備まで流れました。
その結果、信号機器や、踏切の制御装置、駅の機器類に電気を供給する配電盤など合わせて11か所の電気設備が焼けたり壊れたりしたということです。
このため、JRは破損した「がいし」と呼ばれる部品の交換を行うとともに、電気が流れた広い範囲で設備の修繕を進めているということです。
また、損傷した信号機器や配電盤は電車の運行に直接関係するため、広い範囲でシステムの安全確認が必要で、復旧に時間がかかっているということです。
JRによりますと、「がいし」はその一部に使われている金属が経年劣化によって腐食して破損したとみられるということで、JRは16日未明から、同様の「がいし」が使われている首都圏のおよそ8万か所について緊急点検を始めています。
HPに運行状況掲載
JR東日本によりますと、高崎線の運行情報はJR東日本のホームページにある運行情報の「関東エリア」というタブをクリックすると、最新の情報が表示されるということです。現在は、運転状況に加えて、17日の始発から全線で運転再開することが表示されています。ホームページのアドレスは、ご覧のとおりです。
http://traininfo.jreast.co.jp/train_info/kanto.aspx
http://traininfo.jreast.co.jp/train_info/kanto.aspx