批評してみよう


 はい、今回は批評してみようです。


 これ小説を書くのに有効なんですよ。


「え? どこが?」と思った皆様、私の話を聞いてください。



 ここで一つ注意です。


【批評する】のは良いですが【批判】や【ただの罵倒や悪口】は絶対にやめましょう。


 まず批評するには作品を見ないといけませんよね?

 そして希望としては作品全部読んで欲しいですが、最低でも1エピソードが終わるまでは読んでください。


 そして作品を批評する前に3回心の中でこの言葉を繰り返してください。


【批評とは良い点も悪い点も同じように指摘し、客観的に論じること】


 3回唱えましたか?


 早速批評しましょう。


【批評をする際の注意事項】


 1:面白い、つまらないと短い感想文だけで終わらさない。

 どこがどう面白かったか、どこがどうつまらなかったか、貴方がどう感じてその意見になったか書き込んでください。


 2:批評する際は7つ良い所を褒めて、3つ悪い所を指摘しましょう。

 人は悪いものはすぐ目につけやすいけど、良いところを見つけるのは苦手だったりします。

 良い所を探すというのは貴方の観察眼を鍛える事にもなります。

 また文章の読解力や物語の把握の仕方などが良くなると思います。

 悪い点を指摘する際、誤字脱字は除外しましょう。(誤字脱字はお知らせのつもりで書きましょう)


3:点数をつけるなら、100からの減点式ではなく、0からの加点式で計算すること。

 減点式で作品を見ると、どうしても悪い所を優先的に見てしまうんです。良い所を見つけようとする加点式で挑みましょう。


4:こうしたら良くなるという意見をいう時は押し付けない。

 例題文を提示するような感じで意見してみてください。


5:自分の主義主張を押し付けない。

 二次作品の場合カップリングや、キャラの描写で自分の主義主張を押し付けない。

 こういう意見もあります、こういう感じはどうでしょうかで抑えましょう。


6:お礼を期待しない。

 感想書いたからそっちも書いてねなんて思わない、言わない。

 言わなくても感想を書きたくなるような作品作りを目指しましょう。



 これが自分にどう役立つかというと、客観的に物事を見る視点がてにはいります。

 また、他人の作品を読み込むことで自身の作品のヒントやネタが見つかる時もあります。

 他人の書き方をみて新しい技法を思いつくかもしれません。



 さて、もし失礼なこと書いたり、批評して相手を不快にさせたらと二の足を踏んでいる貴方。

 本来なら【私の作品なら文句を言いません。ぜひ批評してください】と言いたいところですが、下手するとPVや星稼ぎに見られてしまうので自重します。


 では、どうするかというと、批評の最後の締めに相手を認める一言を添えてください。

 別に難しい言葉は要らないです。


【続き楽しみにしています】【応援しています】【期待しています】【執筆頑張ってください】


 こんな簡単な一言でもいいんです。大切なのは相手を認め、尊重することです。