テリオンの小説入門 起承転結用教材「鬼斬り師大神命の退魔録」解


 はい、以上でテリオンの小説入門 起承転結用教材「鬼斬り師大神命の退魔録」終わりです。


拙い作品でお目汚しでしたが、とりあえずもう一度、鬼斬り師大神命の退魔録で起承転結の解説をします。


【起】


 はい、殺人事件が起きました。カゴメ様という都市伝説があります。

 女子高生が殺されました。

 事件発生から物語が始まります。


 ちなみにこれ、冒頭にインパクトを持ってくるの例題です。

 冒頭に殺人事件……超常現象による被害者を見せることで、この話がミステリーやサスペンスではなくホラーか現代伝奇アクションであることを知らせてます。


【承】


 物語の主人公である大神命君の登場です。

 そして物語のヒロインである日野下おで……ごほん、秀子と萌の登場。

 学園での日常パート、そして事件への動機付け、そして事件に遭遇で承は終わります。


【転】


 話の急展開を表すために事件に遭遇、名前も知らない警察官が殺され、日常から非日常パートへの移行を読者に知らせます。

 そして追い詰められた所で伏線と回収……一応、鬼に遭遇しても落ち着いている大神が伏線、最後に萌に鬼と戦う術があると知らせるのが伏線回収です。


【結】


 物語の集結へ向けて鬼との戦闘。

 ここで大神の能力のお披露目、そして萌からの視点で悪喰と呼ばれた刀になんか能力あるっぽい描写と解説。

 物語第一話ですから、主人公が凄いことを描写しないといけないので、最初はあんなに逃げまわっていたのに一刀両断、頭からぱっくんちょで一発KO。

 そして事件は解決、一般社会的には未解決ですが………

 主人公たちは日常へと戻る。



 大体起承転結のイメージ掴めました?


 次回はテリオンの小説入門 起承転結用教材「鬼斬り師大神命の退魔録」の当時の講師の評価を解説したいと思います。


 ただ……貰ったはずの評価シート、いくつかなくなっているのでところどころ当時の記憶を頼りに解説することになると思います。


 今日はここまで