プレゼンをしよう!


 はい、今回はプレゼンをしよう! です。


 キャッチコピーやあらすじで作品紹介しているじゃんと思った方、ちょっとこの話聞いてください。



 さて、テリオンの小説入門では物語の途中で筆が止まる人への対処法の一部をご紹介しました。


 今回の【プレゼンをしよう!】も物語の途中や最初で止まってしまう人への対処法でもあるんです。


 プレゼンがどうやって対処法になるか、ご説明します。


 まず、プレゼンとは 主に計画・企画案・見積もりなどを、会議で説明することです。


 これ小説に置き換えると、貴方の作品のキャラクター、物語、シナリオの展望を第三者に説明するのです。


 つまり! プロットやキャラクターをはっきりと把握していないと貴方はプレゼン出来ませんよね!


 更に! 物語のどこかで止まったというなら、エピソード第一話から止まった場所までプレゼンしてみてください。


 どこが悪かったか見えてくるかもしれませんよ?



 さて、このプレゼン方法で注意する事項は。


1:「とにかく作品を見てください」と絶対に言わない。

 見せるのではなく魅せる……つまり、相手から読みたいと思わせることです。


2:「そして二人の運命は!?」など最後に疑問符で締めない。

 これ実はあらすじを書く時の作法のNGでもあるんです。ついついテレビなどの番組や次回予告などで「この後とんでもないことに!?」なんて多用するものだから、それがテンプレートみたいになっていますが、使わずに説明する癖つけてください。


3:「面白い、凄い」で済まさない。

 どうおもしろいのか、どう凄いのか説明してください。自分の口で説明できるなら、小説の描写でも書けますよね?


4:「あらすじ」に書かれている言葉以外で説明する。

 あらすじ言っちゃ駄目です。それ以外の説明でプレゼンしてください。



 筆が止まっていない皆さんも騙されたと思って一度試してみてください。