縛りをつける


 はい、今回は縛りをつけるについて。


 Q:縛りをつけるってどういうこと?


 A:小説を書きたいけど何を書けばいいかわからない、まだ一度も執筆したこと無い初心者さんへのノウハウです。



 さて、Q&Aで書いたように何か書きたいけど、その何かがわからない! なんて人いませんか?


 そんな時は縛りをつけるんです。


 縛りをつけるってどうやるの? なんて思ってると思いますが簡単です。

 今書きたいけど何かがわからない貴方。

 例えるなら今貴方は真っ白なキャンバスに自由に絵を描いてくださいといきなり言われた状態です。

 いきなり言われたら何を描けば良いのやらと戸惑いません?


 でもここで「あそこのフルーツを描いてください」って言われたら上手い下手は別としてとりあえず描けると思いませんか?


 これが縛りです。小説で例えるならまずジャンルを縛りましょう。

 ファンタジーにジャンルを縛りました。

 剣と魔法の世界という世界観に縛りました。

 異世界から召喚された勇者が主人公と登場人物を縛りました。

 魔王を倒す話とエピソードを縛りました。


 ここまで縛れば書けますよね?


 初心者の皆さんはまず選択肢を狭めましょう。

 慣れてきたら徐々に縛りを緩めて、色々試してみましょう。


 実際、ノベル科に入学して最初の一月はこうやって縛られたジャンルの課題作執筆するように私は授業を受けました。


 一度お試しあれ。