文章が書き出せない初心者さんへ


 はい、今回は文章が書き出せない初心者さんへのお話。


 小説を書きたいけど文章が書き出せず二の足を踏み出せない方へのお話です。


【どうすれば一番良くなるのだろう?】【何が一番書きたいんだろう?】


 こんな思考で筆が止まっていませんか?


 大丈夫です、そんな時の対処法あります。


 それは【周囲からお題を貰って作品を書いてみる】です。


 ここで「あ、これ、三つのお題を貰ってネタにするやつだ」と思った人………残念ながら違います。


 三つのお題で小説一本作れるなら書き出せない初心者さんなんて言われません。


ここで言う【お題を貰って】というのは100個お題を貰ったらその100個の中から「あ、これ面白そう」というお題を見つけて書くのです。


 100この中から1個だけチョイスしても良いんです、貴方が書けるなら100個全部でも良いんです。


 まず大事なのは【更に一歩踏み出す】ことです!


 書きたいという気持ちだけで終わるのではなく、書いたと宣言できるように行動しましょう!


 別につまらなくてもいいです、完結しなくてもいいです、まず作品として文章を書き出しましょう。


 まずは自分にも拙くても書けるという自信と実績を持ってください。

 その一歩を踏み出せなければいつまでも書けません。前には進めません、憧れていた場所をただ遠くから見ていて、執筆活動している人達が眩しく見えるだけです。


 踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らなきゃ損という言葉があるように、書かなきゃ損です。


 ただし、作品を書くときはコレを頭に浮かべてください。


・企画を立てる。

・テーマを決める。

・プロットを建てる。

・キャラを固める。

・本文を書く。


 どの順番から始めても結構です。私は上から順にやると書きやすかったのでこの順で書きました。


 人間の発想は連鎖式です。起点があって、そこから一本のないし枝分かれしていく複数のヒモのようにアイディアは広がりを見せて行きます。


  つまり、【最初から最後までの全体図をいきなり見通せる人は滅多に居ない】です。


 なので、一般的には嫌われる【書いてから考える】【詰まらなければどんどん未完の没にする】も間違いとは限らないんです。


 いきなりキャラから思いついたって良いんです。思いついたキャラを肉付けしましょう、そしてそのキャラを暴れさすもしくは活躍できる世界を考えましょう。

 ほら、お話一本できませんか?


 さあ、一歩踏み出しましょう、そして一緒に歩みましょう!