こんにちは。
こんばんは。
マサキさんのこちらの記事を読んでみて。
わたしももっと留学のことを書いてみようと思いました。
ということで、今回は、わたしの留学前の話を1つ。
長くなりますが、おつきあい頂けると嬉しいです。
「留学vsサークル」の(わたし的)悲劇
みなさんは、大学時代に、サークルと「何か」で迷ったことありますか?
ちょうど1年と半年前、わたしは「留学」に行くか「サークル」を続けるかで悩んでいました。
結局、留学を選んだのですが『留学に行きたい!と思ったから留学を選んだ』のではありません。
『サークルでやりたいことができなくなった(=役職に就けなかった)から、留学を選んだ』
これが、わたしにとっての「留学の決め手」でした。
わたしの「サークルと留学」の話。
先に、わたしの所属していた学生団体と留学の簡単な紹介をさせてもらいます。
世間から「意識高い系」と言われている学生団体で1年から3年の夏まで活動していました。
そして、わたしはその団体が大好き!
2年で幹部として任せてもらえたこともあり、メンバーも仲良くて、活動もやりがいがあってわたしにとって大学生活前半のすべて。
対する留学は、高校生の時から漠然に行きたい!と思っていたもので、
今、突き詰めて考えてみると、わたしの場合は単に「あこがれ」であったと思います。
フランスに行って、あれがしたい!これを勉強したい!とこれといって思うこともない。
「留学へのあこがれ」だけで大学受験をし、留学に行きやすい外国語学部に入ったので、ただただ「留学に行くこと」が高校の時は目標になっていたからなんですよね。
さらに、この「留学に行きたい!」というあこがれを応援してくれていたけど、最終的にわたしにとって重荷になっていた「親からの応援と勧め」がありました。
大学に入学してから、サークルが楽しくてまともにフランス語を勉強せずに、留学のこともほったらかしにしていたのですが、高校の時のままで、「あこがれ」だけで留学に行こうとしていました。
そして、転機が訪れたのは、3年になった時のサークルの幹部決めの時期。
わたしは、本当に留学に行きたいの?
友達にも、先輩にも、「留学に行くのでサークルは辞める」と、公言していました。
でも、「フランスに留学してわたしって何がしたいんだろう」とか、「大学生活において、留学をわたしはどうしたいんだろう」って考えたことなかったんですよね(笑)
考えることから逃げていました。
高校からの「留学に行く!」という目標を自分で否定しちゃうのが怖かったんです。
でも、次のサークルの幹部を決める時期にまだみんなから「本当に留学に行くの!?まじで!?嘘でしょ(笑)」って言われてました(笑)
なんでそんなに言われるのかちょっと考えてみて、
ちゃんとサークルのことも留学のことも考えてなかったなと気づいたのが9月の暮れ。
そこから、約2ヶ月間、わたしは留学かサークルかで迷い始めました。
留学vsサークル、いろんな意見をもらって自分で決めたこと
もちろん、留学経験した先輩や、サークルの同期、先輩、高校の友達にまで、いろんな人の話を聞く、というつもりでしたが、相談する時点で、自分の中では決まってるんでしょっていつも言われていました。
留学にいった場合と、サークルを続ける場合、どんな将来になるのか考えてみたんですよね。
そしたら、留学の方が全然でてこない。
「たくさん旅行したいな〜〜」しか、出てこない(笑)
対するサークルはというと、
「あれもしたい、これもしたい」
「今年はあれができなかったから、もっと勉強してうまくできるようになりたい」
「みんなとまだまだ活動していたい」
と、すらすら、どんどん出てくるんですよね。不思議。
今思えば、当時は留学のことをまともに考えたこともなかったので、サークルの方がすらすら出てくるのは当たり前ですよね(笑)
でもやっぱり当時は「どちらが一番、自分が成長できるのか」と考えた時に、
「まだ、サークルでわたしはできてないことがたくさある。今までできていなかったことをちゃんとできるようにする1年にしたい」と思い、留学を辞めることを決意します。
友達と親からの反対
早速、友達と親からの反対に合います(笑)
「え、なんで留学いかへんの!?なんで!?なかなかいけるものやないで!!絶対、留学行った方がええやん!!!!意味わからんわ!!」
と、関西弁で友達にまくしたてられ、
「あんなに行きたいっていいってたのに、なんで?お母さんわからない(号泣)」
と、電話越しに、母親を号泣させ、
(ちなみにわたしももらいなきで号泣。でも、一度決めたら曲げたくないあくまでも頑ななわたし。)
「留学に行くのをやめて、サークルを続ける」と決めたことに反対してくれる友達もいましたが、いいじゃん!って言ってくれる人たちもいました。
まあ、いいじゃん!って言ってくれる人たちはサークルの友達ですけど(笑)
また、反対する人はすでにサークルを辞めた友達と、引退した先輩たち。
サークルの外からしか見えない景色もありますもんね。
それは、わたしも今だからわかります。
ということで、親と電話で人生稀に見るバトルをして、体力を消耗していたところで、例の宗教に引っかかります。
我ながら、2回生の後期は波乱万丈でしたね(笑)
そして、結局、留学を選ぶことに。
色々とややこしいことがあったのですが、
人事部と広報部で例えて書きますね(笑)
わたしを「2年間広報部のマネージャーをしていた入社7年目で、転職(留学)を視野にいれている」としておきます(笑)
わたしは転職(留学)の代わりに、人事部のマネージャーがやりたかったんですよね。
転職(留学)もいいけど、まだこの会社(サークル)でやれることがあると思ったから。
まだこの会社(サークル)でも成長できるし、わたしがすごくやりたい仕事(活動)があったから。
人事部のマネージャーがやりたいってことは伝えていました。
でも、最後の最後に、そのマネージャーに別の子が抜擢されちゃったんです。
(注:人事部とか言っちゃってますが、学生団体なので、自分の希望は会社とかよりも通りやすい)
わたしには、人事部のマネージャーの代わりに今までと全く同じ広報部のマネージャーをやってほしい、と言われます。
いやいやいやいやいやややや、まってまって、
「わたしは人事部のマネージャー志望って伝えとったやないかい!」
と、次の社長(次期代表候補)を説得してみましたが、無理なものは無理。
今までの経験から、継続して広報部のマネージャーをやってほしい、と言われて、凹みます。
結局、社長(次期代表候補)の決定にはあがらえず。
もう一年同じ仕事(活動)をするよりも、転職(留学)するほうがわたし成長できそうだわ。もう転職(留学)するわ。という気持ちで、会社(サークル)を辞め、転職(留学)することにしました。
って、例えたほうがわかりずらいかも(笑)
「留学する」という選択が、マイナスから始まったわたしの留学
ということで、留学することがわたしの中では、マイナスでした。
留学なんかよりもやりたいことがあったのに、それができなくなって、次に自分がやりたいことを見つけるのにかなり時間がかかりました。
留学にしよう、と決めてからも、すぐ近くでわたしのやりたかった活動をしているメンバーや友達を見ているとなんとも言えない、悔しい気持ちになっていました。
結局、サークルを辞めるといっても、3年の夏まで、留学直前までは活動していましたが、2年の3月ですっぱりやめておけばよかったなとも思います。
そんな中、活動もやっていたので、それで忙しいことをいいことに、
留学のことをまともに考えず、すぐに、出発の日が来てしまいました。
というのが、わたしの「留学の決め手」になります。
今、わたしが思うこと。
正直、留学という選択をしてよかったのか、よくまだわかりません。
人間って自分の経験を無意識のうちに、良いものだ!と、思っちゃうものだし、それにまだ留学は終わってない。
サークルを仮に続けていたとしても、それはそれで成長できたし、楽しかったと思います。
ただ、実際にサークルを続けた訳ではないから、全くわかりません。
留学中に、活動しているメンバーを見ていて、羨ましいと思うこともありました。
でも、そんなメンバーが留学しているわたしのことを応援してくれているので、負けられないと思いながらもなかなか頑張れなかったのは事実です。
ということで、留学の前期をわたしはこうやってもやもやしながら過ごしました。
お手本には全くならないわたしの留学前期でしたが、
こうやって悩めたことはよかったです。
「もう人生の中でこうやってぐだぐだ悩むのはまじでご免!」
ということだけは、はっきりわかりました(笑)
こういう留学の話のネタはいくらでもかけるので、これから留学とサークルとで迷っている人たちへ、参考になる記事を書いていきたいと思います。
そして、いま、わたしは留学楽しんでます!
まあ、まともにフランス語ができてないのは事実ですが(笑)、
日本に帰ったらやりたいことがたくさんあるので、もういい意味ではやく日本に帰りたいです(笑)
でも、あとちょっとだけ、もがいていきます。
ここまで読んでくださって、ありがとうございました!
留学ってキラキラした人だけじゃないよ、ってことも
これからどんどん発信していきます!笑
わたしのことを、反面教師にしてくださいね!
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