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毎週 月-木曜 放送 総合 午後7時30分-午後7時56分 [再放送] 毎週火-金曜 総合 午前0時10分-午前0時36分(月-木曜深夜)

これまでの放送

No.3782
2016年3月15日(火)放送
“仕事がない世界”がやってくる!?
視聴率 10.5%
株式会社ビデオリサーチ世帯視聴率(関東地区)
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出演者 廣井 良典 さん (千葉大学教授)
20年以内に、日本の労働人口の49%の仕事が、機械に置き換えられる!?(シンクタンク試算)。人工知能やロボットによって、従来の仕事がなくなる懸念が世界的に高まっている。ITを通じてホテルの代わりに一般住宅に泊まれる“民泊”や、一般ドライバーと移動したい人とを結ぶ配車サービスはもはや当たり前。新たな仲介サービスの台頭で、アメリカではタクシー会社などが倒産。職を失った人たちが定職に就けず、日雇い生活に陥る事態も起きている。こうした事態にどう対応すればいいのか。欧米では、様々な取り組みが始まっている。スウェーデンの福祉施設では、限られた仕事を賃金を落とさずにシェアする試みを開始。アメリカやスイスでは、全ての国民に毎月一定額を支給する最低生活保障(ベーシックインカム)の導入の検討が始まっている。“働かざる者食うべからず”といった常識が通用しなくなるかもしれない社会で、私たちはどう生きていくのか。最前線のルポから考える。
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人間が手を加えず、3Dプリンターが作り上げる自動車。
手書きの文字を代筆してくれるロボット。
私たちの仕事の半分が、機械に置き換わるかもしれません。
仕事が奪われたと抗議するアメリカのタクシー会社の社員たち。

タクシー運転手
「タクシー業界はめちゃくちゃになった。」

脅威だとしているのは、スマートフォンのアプリを使って一般のドライバーと乗客を結び付ける新たなサービスです。
さらに、人間に代わってホームページをデザインする人工知能まで登場。
これまで人間にしかできないと思われてきた仕事も、機械に置き換わろうとしています。

シンギュラリティ大学 ポール・サフォー教授
「5年後、10年後に自分の仕事がなくなることは当たり前になる。」

こうした将来を見据えて、欧米では、働かなくても収入を保障する制度まで検討されています。

エノ・シュミットさん
「デジタル化した時代には、新しい収入のあり方が求められています。」

仕事がない世界で私たちはどう生きていくのか、考えます。

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