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VW 不正発覚のアメリカ子会社社長が退任
3月10日 9時47分

ドイツの大手自動車メーカーフォルクスワーゲンは9日、不正なソフトウエアを搭載した規制逃れが発覚したアメリカの子会社の社長が退任したことを明らかにしました。
フォルクスワーゲンは9日声明を発表し、アメリカ法人のマイケル・ホーン社長が退任したことを明らかにしました。
ホーン氏は販売が伸び悩んでいたアメリカ市場をてこ入れするため2014年1月にアメリカ法人の社長に就任しましたが、去年9月アメリカの排ガス規制を逃れるため、ディーゼル車に不正なソフトウエアを搭載していたことが発覚し、自動車業界を揺るがす大きなスキャンダルに発展しました。
ホーン氏はアメリカ議会の公聴会やモーターショーなどで経営陣の関与を否定したうえで、謝罪を繰り返しましたが、消費者の不信感は根強く、アメリカでのフォルクスワーゲンの販売台数はことし今年に入っても前の年の同じ月と比べて10%以上の落ち込みが続いています。
フォルクスワーゲンによりますと、ホーン氏の退任は本人との合意のうえだとしており、後任には北米地域を統括する責任者だったハインリッヒ・ウェブケン氏が就任しています。

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