今日は、仕事がガチで速くなるエクセルショートカットをご紹介します。
エクセルのショートカットにもいろいろあるのですが、大きく分けると実は2種類しかない。それが俗に言う"Ctrl系"と"Alt系"です。こいつらを使いこなせると、仕事のスピードが圧倒的に速くなります。誇張ではなく、20倍以上変わってくる。
エクセルができないことで、仕事がたまりまくり、上司からも怒られ、でもたいしたアウトプットが出せない・・・そんなかんじに悩んでいる人は、ぜひご確認あれ。ぼくが実際に毎日仕事で使っているもののみ紹介しています。
Ctrl系
これは問答無用に覚えてください。そんな多くないしね。なお、Ctrl系は、Ctrlを押しながら他のキーを押すことで、コマンドが有効化されます。
- Ctrl + C:対象データのコピー
- Ctrl + X:対象データの切り取り
- Ctrl + V:対象データの貼り付け
- Ctrl + 1:書式設定画面表示
- Ctrl + A:対象範囲全選択
- Ctrl + B:対象文字の太字化
- Ctrl + U:対象文字に下線追加
- Ctri + I:対象文字の斜字可
- Ctrl + F:検索画面表示
- Ctrl + H:置換画面表示
- Ctrl + S:ファイル保存
- Ctrl + Z:前回の作業取り消し
- Ctrl + ;:当日の日付入力
- Ctrl + Pageup:右のシートに移動
- Ctrl + Pagedown:左のシートに移動
- Ctrl + ↑:対象データが入っている一番上のセルまで移動
- Ctrl + ↓:対象データが入っている一番下のセルまで移動
まあこんなもんかなー。他にもあるけどそんな使用頻度高くないし。「これもめっちゃ使うんだけど!」っていうもの見つけたら教えてください。
Alt系
Ctlr系なんかどうでもいいレベルで重要なのが、このAlt系です。ちなみに、Alt系は順番に押して使うのが基本です。Ctrl系みたいに押しっぱなしにしちゃだめですよ。じゃあ、いってみましょうか。
- Alt → H → H:セルの塗りつぶし
- Alt → H → F → C:文字の色変更
- Alt → H → F → F:文字フォント変更
- Alt → H → F → S:文字サイズ変更
- Alt → H → V → S:特殊貼り付け画面表示
- Alt → H → B → A:枠線追加
- Alt → H → B → N:枠線削除
- Alt → H → B → T:太枠線追加
- Alt → H → A → L:文字左寄せ
- Alt → H → A → C:文字中央寄せ
- Alt → H → A → R:文字右寄せ
- Alt → H → W:文字折り返し有効化
- Alt → H → M → C:セル結合有効化
- Alt → H → A → T:文字上揃え
- Alt → H → A → M:文字中央揃え
- Alt → H → A → B:文字下揃え
- Alt → H → S → F:フィルタ追加
- Alt → H → D → D:対象セルデリート
- Alt → H → I → E:行および列追加
いったんここまでにしましょうか。お疲れ様でした。
Ctrl系は完全暗記だが、Alt系は覚える必要なし
「こんなあんのかよ・・・無理だよ・・・」と思われた方、正しいです。全部暗記するのなんか無理です。
ただ、すみませんがCtrl系はがんばって頭と手に刷り込みまくっちゃってください。最初は大変かもしれませんが。。。
「あれ、じゃあAlt系は暗記しなくてもいいの?」という疑問があるでしょうが、答えは「Yes」です。Alt系は暗記しなくていいです。しかし、絶対に使いこなせるようになってください。
「覚えなくていいのに、使いこなさないといけないってどういうこと?」と混乱している御仁が多いと存じます。ただ、これは実際に画面で動かしてみないと説明できないのです。ブログの限界。
ぜひ、実際にエクセルを開いて、Alt系のコマンドをたたいてみて下さい。「暗記せずに使いこなすようになる」という言葉の意味が、勘のいい人ならわかるはずです。
わからなければ実際に画面をお見せして説明するので、Twitterなりメールなりでご連絡くださいませ。