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【社会】

安保法廃止へ全国署名 2000万筆目指し

安保法廃止を求め署名活動をする女性ら=15日夜、東京都新宿区で

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 安全保障関連法の月内の施行が予定される中、安保法廃止を求める二千万人署名を目指す市民団体が連携し、全国の主要駅で十五日に一斉署名運動を行った。東京都内では、百二十カ所以上の駅前で署名を呼び掛けた。

 新宿駅西口前では午後六時半ごろから、市民団体「解釈で憲法九条を壊すな!実行委員会」のメンバーらが街頭に立った。その一人、菱山南帆子さん(26)は「安保法が施行されると、新しい戦前になるかもしれない。ずっと戦後と言えるように、平和への思いを一筆に込めて署名を」と、仕事帰りのサラリーマンや買い物客らに訴えた。

 帰宅途中の女性会社員(43)は「自分からは行動できないけど、せめて署名で『戦争は嫌だ』と意思表示したい」と署名した。

 二千万人署名運動は、若者グループ「SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動、シールズ)」など二十九の団体が呼び掛け、今国会中に二千万筆を集め、安保法廃止の請願提出を目指している。

 

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