回転寿司がそのうち回らなくなるんじゃないかという記事を書いたところ、「高速レーンだけの寿司屋は増えてきているよ」というコメントが結構あった。
寿司屋めぐりをしていないので全然知らなかったのだが、名古屋にもあるのだろうか。
そんなことを考えながらブコメを読み漁っていると、 グサリと突き刺さるようなブコメがあった。
回転寿司ってそのうち回らなくなるんじゃない? - 団子のゆとりごと
"鮨ノ場のレーンがどんなふうになっているのか、この記事の写真だけではよくわからないのだが" そこ調べて論じるのがブロガーなのでは。
2016/03/14 18:04
ぐうの音も出ねぇ!
もうね、「仰るとおりです」としか言えないよね。
私も行けるものなら今すぐ鮨ノ場に行きたい。
しかし鮨ノ場は2016年3月現在、都内にしか出店していない。
名古屋から東京はすぐに行ける距離ではない。
行きたいのはやまやまだが、タイミングが合えばって感じかな。
……
…
なーんてね!
鮨ノ場にやってきました!
今週は関東出張だったしタイミングばっちし。
ホテルチェックイン後につくばエクスプレスに乗って、かっぱ寿司が運営している回らないお寿司屋「鮨ノ場」の浅草新仲見世店にやってきた。
鮨ノ場
鮨ノ場の店内は寿司屋とは思えないほど洒落た雰囲気で、軽快なジャズが流れている。
寿司は回っておらず、代わりに上の赤いレーンと下の白いレーンで注文した寿司が運ばれてくる仕組みのようだ。
ちなみに写真はカウンターテーブル側から撮影したものだが、レーンを跨いだ向こうはテーブル席となっていた。
寿司は120円から420円以上のものまで。
こぼれいくらが最も高くて600円。
メニュー表が横に広くてパノラマ撮影してみたら210円寿司が切れてしまって申し訳ないのだが、実店舗にて確認して頂きたい。鮨ノ場へ行こう。
おつまみもある。
ここには載っていないのだが、汁物も注文できる。
寿司は手元のタッチパネルで注文できる。
タッチパネルの画質は結構綺麗だったが、画面に反射してメガネヅラが映るのを嫌って斜めから撮ったら糞画質っぽく写ってしまった。
手始めにMIXロール三種盛りとやらを頼んでみた。
いかにも外国人向けのメニューだが、こういう遊び心のある寿司にこそ回転寿司っぽさが感じられるというもので、ついつい頼んでみたくなる。
注文してから一分もかからなかったと思う。
かっけぇええええ!
寿司が「待たせたな!」ってイケメンっぽく颯爽とやってきた!
平日で空いていたからか、全然待たなかったけどね。
なるほど、かっぱ寿司でお馴染みの新幹線は使わずに、皿をそのままベルトコンベアみたいなやつに乗せて各席まで届けるのか。
あ、クールジャパンってたぶんこういうことを言うんじゃないかな。
で、こちらがMIXロール三種盛り。
海老とカニと生ハムの三種。
トビコ、バジル、マヨネーズは共通している。
これがなかなかうめぇ!
バジルが酢飯と意外と合う。
トビコのプチプチ食感がいいアクセント。
お酒にも合う美味しい一品。
大きさにニンマリ pic.twitter.com/gDKbGs0vH8
— 団子@ゆとりごとブログ (@S_dango) 2016年3月15日
一貫のみで360円する穴子を頼んでみた。
デカイ…!
見た目は結構ふっくらしている。
やはりそこら辺のかっぱ寿司よりもいいネタを使っているのだろうか。
口に入れると、見た目通りのふっくら食感。
うまい!
ふわっとやわらかく仕上がっていてタレも美味しい、非常に食べごたえのある一品。
この後さらに注文していき、再度MIXロール三種盛りを頼んでみたりしたのだが、全部上のレーンでやってくる。
うまい!うまい!と思いながら食べていたものの、やはり下のレーンが気になる。
混んでいないと使わないのだろうか?
なんて思っていたら、
味噌汁が下のレーンで運ばれてやってきた。
どうやら上の赤レーンは寿司、下の白レーンは寿司以外…と分けているようだ。
寿司のシメはやっぱり味噌汁だよね。
こちらはカニ汁。
180円と安い割にはちゃんとカニの出汁が出ていて美味しかった。
身をほじくって食べてみたけど、まあそっちは味は抜けてたよね…出汁用途だししゃーない!
カニ出汁がうまかったから良し!
そんなわけで、鮨ノ場よかったね!
回らないかっぱ寿司を体験できたのも良かったし、ネタもかっぱ寿司より美味しかった。
かっぱ寿司の通常店舗でこの味を実現…できないか、コスト的に。
そもそも鮨ノ場は一皿100円!じゃないし、このクオリティを出すために価格上げたら更に大赤字待ったなしだし、流石にそれは無理ムリかたつむり。
【公式】鮨ノ場(スシノバ)
鮨ノ場は2016年3月現在、都内に4店舗展開中。
渋谷区に3店舗、台東区に1店舗。
回らないかっぱ寿司『鮨ノ場』へ寿司を食べに行こう!
おしまい。