2016-03-15

インターネットの風潮でアニメは観るようになった

元々アニメを見る習慣がなく、インターネット2004年に導入して以来(遅い)、周囲の声を理解するためにアニメを見るようになった。

自分にとってアニメというもの映画漫画小説と並ぶ作品群の一つでしかない。

アニオタではないけど普通に見ているし、作品好き嫌いもやっぱりある。だからといって入れこむことはない。

そんな理由から自分の好きな作品がけなされるといい気はしないけど、自尊心を傷つけられるほどの問題には発展しない。

漫画小説アニメ作品と見渡して思うのは、アニメ作品はよくも悪くも凝縮しようとする方向性が強いこと。

方向性に特化して、ある程度の入り口以外はわかりにくくなってきているように感じる。ただし萌えアニメのことはよく知らない。

その代わりに政治思想宗教問題提起など、小説漫画世界でやられていたことがやっとアニメ世界黎明期を迎えている気がする。

多分時系列で言えば主に2000年以降の作品だと思う。

ガンダムエヴァという巨塔はあったけど、社会宗教を盛り込んだもの2000年前期にはそう多くない。

特に思想面で顕著なガッチャマンクラウズのような変態作品最近時代がもたらしものだろう。

で、他の世界と比べて思うことは、これから更に細分化が進むのではないかということ。

小説漫画供給過多になって細分化したように、黎明期後は細分化して収束してゆくのが常。

からここ10年の作品自分のようなご新規にはとてもよい作品群だったし、

これからアニメを見てみようと思う人はここ10年を抑えておけばいいと思う。

これからはむしろ間口が狭くなって、何から紹介したら適切なのかわかりにくい時代が来る。

宮﨑駿という誰にでも分かり深読みもできる王道アニメ監督が消えたのは、黎明期終焉する手前だから

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