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JR高崎線 きょうも一部で運転見合わせ続く
3月16日 5時47分

JR高崎線 きょうも一部で運転見合わせ続く
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15日に埼玉県のJR高崎線で起きたトラブルの影響で、16日も始発から熊谷と岡部の間で運転の見合わせが続いています。JRは17日の運転再開を目指していて、16日も高崎線はラッシュ時に駅に入れないなどの混雑が続く見通しです。
これは、15日午前4時ごろ、埼玉県熊谷市にある高崎線の籠原駅で架線などから火花が出ているのが見つかったものです。このトラブルで信号機器や駅舎に電気を供給する配電盤の一部などが焼けて、高崎線は15日は現場付近で運転を見合わせ、およそ21万人に影響が出ました。
16日も始発から熊谷と岡部の間の上下線で運転を見合わせていて、JR東日本によりますと、運転の見合わせは16日も一日中続き、17日の始発からの運転再開を目指しています。
このため16日も、埼玉県の熊谷と本庄の間でバスによる代行輸送が行われています。
また、上野と熊谷の間と、本庄と群馬県の高崎の間は、通常の半分程度の本数で運行しています。特急はすべての区間で運休しています。
JRは、ラッシュ時などは状況によって駅やホームへの入場を制限することもあるとしていて、通常より大幅に時間がかかるなど、混雑が続く見通しです。

同じ部品使用の8万か所を緊急点検

今回のトラブルでは、架線をつり下げる部品が破損して漏電したことが原因とみられることから、JR東日本は16日未明から、同じ部品が使われている首都圏のおよそ8万か所を対象に緊急点検を始めました。
東京・港区の山手線では、午前2時ごろから作業員が高い場所で作業を行う特殊な車両に乗って、架線をつり下げる部品に破損や亀裂がないかなどを一つ一つ確認していました。
JRは今後、首都圏の各線で点検を進めるとともに、なぜ部品が破損したのか、詳しい原因の分析を進めることにしています。

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