テリー伊藤

写真拡大

15日放送の「白熱ライブ ビビット」(TBS系)で、出演者の過半数が生活保護受給者のパチンコを認めると意見した。

番組では、大分県別府市が、パチンコや競輪を理由に一部の生活保護受給者に生活保護費の一部支給を停止したことに対し、弁護士グループが「違法」との意見書を提出した話題を取り上げた。

別府市役所の担当課長によると、別府市は生活保護費の受給率が大分県内では断トツであり、中には朝から晩までパチンコに行っている人もいるという。

そこで、番組では「パチンコで生活保護費の支給停止 賛成? 反対?」をトークテーマにしたところ、出演者7人のうち6人が「反対」だった。唯一、井上貴博アナウンサーだけが「賛成」だった。

「パチンコで生活保護費の支給停止」に「賛成」の井上アナは、「(税金を)パチンコに使っている時間を仕事に使うとか(しないと)理解を得られないんじゃないか」と意見した。

すると、「反対」のテリー伊藤は「仕事したくてもできない方がいる」と反論する。また、「僕は、例えばイケメンのいるカラオケに奥さんやおばあちゃんが行ったっていいと思う。そこで、明日もまた生きていくんだってなる」と話し、生活保護費を受給していようと「別にストリップ行ったっていい」「その人が、それで活力になれば」と持論を展開した。

これに、井上アナが「何してもいいということですか?」と追及すると、テリーは「だから、何が悪いのかなって」「生活保護受けているんだから、そんな自由なことすんじゃないという規制の方が、よっぽど住みにくくなる」と主張した。

また松江仁美弁護士は、生活保護は「権利」だと主張し、「どうしても生活保護を恩恵として考えている。恩恵で生かさしてもらっている人がパチンコなんて、もってのほかというね。こういう議論では何もスタートしない」と指摘した。

【関連記事】
鈴木拓が梶原雄太の母親の生活保護不正受給疑惑に言及 取っ組み合いに発展
外国人実習生の雇用を勧める企業のFAXが話題「給与は最低賃金が可能」
企業CEO・浦野幸氏が生活保護を否定「社会貢献に応じて分配すべき」