ＪＲ高崎線 送電設備から出火 一部運転見合わせ続く

3月15日 15時02分

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ＪＲ高崎線は１５日朝早く埼玉県内にある籠原駅で送電設備から火が出た影響で、一部の区間では、午後２時半現在も運転の見合わせが続いています。ＪＲでは、復旧作業を進めていますが、運転再開のめどは立っていないということです。

１５日午前４時ごろ埼玉県熊谷市にあるＪＲ籠原駅の職員から「駅に隣接する建物の配電盤などから火花が出た」と通報がありました。消防やＪＲ東日本によりますと建物の一階部分が焼けたほか架線からも火花が出て火はおよそ３時間後に消し止められましたが、高崎線は始発から運転の見合わせが相次ぎました。
このうち、埼玉県の本庄駅と熊谷駅の間は火事の発生から１０時間以上たった午後２時半現在も上下線で運転の見合わせが続いているほか、群馬県の高崎駅と本庄駅の間と熊谷駅と大宮駅の間では、通常より大幅に本数を減らしての運転となっています。このため、高崎駅と大宮駅の間では新幹線での振り替え輸送が行われています。
ＪＲ東日本は送電設備の故障が原因とみて詳しく調べているほか復旧作業を進めていますが、今のところ運転再開のめどは立っていないということです。