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女児の本音

様々な女児アニメや子ども向けアニメ、玩具等に触れた女児の感想記録。

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プリパラを楽しむ3歳児&5歳児にとって、「実は男」「実は女」はどうでもいいことらしい。

プリパラ 女児アニメ

我が家では、9歳長女、5歳次女、3歳三女が一緒になってプリパラを毎週楽しみに見ております。9歳長女は、実は男であるレオナちゃんに「気持ち悪い」と嫌悪感を示し、実は女であるひびきさんにもやはり「気持ち悪い」と辛辣な感想。しかしどうやら、下の女児二人は、実は男とか実は女とか、そのあたりについては気にしていないようです。

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妹たちがレオナちゃんを見て「かわいい~」「ドロシーちゃんよりレオナちゃんが好きかなー」と言うのがどうにも気に入らないらしく、「だって男の子だよ!?」と毎回のように吠える長女。次女はそれを聞いても「そうなんだ~」とわかってるんだかわかってないんだかな反応で、三女は「ふーん」と興味なさげ。

いままでは、そうだったのですが。

つい先日、ドロシーちゃんとレオナちゃんが二人でライブをするシーン、「ほらこの子、かわいく見えるかもしれないけど、男の子だよ!?」と飽きもせず言う長女に、三女はドロシーちゃんを指さして、「この子?」と一言。

ん?

長女「ちがうちがう、このピンクの子」

三女「男の子は、こっちの青い子でしょ。ドロシーちゃんでしょ」

長女「なんで! ドロシーちゃんは女の子だよ!」

次女「えっ。私もドロシーちゃん男の子だと思ってた!」

長女「え!!!!」

えっ!!!

これには私も驚きです。

よくよく聞いてみると、次女と三女は、ドロシーちゃんを男の子、レオナちゃんを女の子だと思っていたことが判明。ああ、まあ、たしかに、そういうキャラ設定ではある、けども。でもドロシーちゃんは自分のことをかわいいとか言っちゃう子だし、わかってるもんだと思ってたよ……。

三女は「だって男の子じゃん」と三女理論を展開、次女は「声が男の子みたいだし、ボクっていってるし、男の子だと思ったの」とのこと。なるほど。いやでも、君たち、初回からずーっと観てきてもう二年経つってのに……。

レオナちゃんについては、長女の説得(?)の甲斐あって、いまでは一応男の子だと認識しているようですが、そんなものは関係なく、「かわいいのはレオナちゃん、どっちが好きかと言われたらレオナちゃん」と声をそろえる次女と三女。

「じゃあ、ひびきはこんなだけど女の子なんだけど、ひびきは好き?」という長女の質問に、妹二人はきっぱりと「ひびきは気持ち悪い」。

これね、プリティーリズムのに出てきた男性プリズムスターに対する反応とまったく一緒なので、もう、ひびきは男か女かとかどうでもよく、男の子に見える、かわいくない、だから好きじゃない、という理論なようです。

ドロシーちゃんについては、男の子だけどかわいい、かわいいけどレオナちゃんの方がもっとかわいい、だからレオナちゃんの方が好き、ということらしい。

 

長女は現在9歳。これぐらいの年齢になると、「実は男」「実は女」設定はなかなか刺激的で、それについて嫌悪感を抱いたり、逆にその境遇が気になったりと、いろいろあるようですが……未就学児ぐらいの年齢だと、ほんっっとどうでもいいんだなーと思いました。「実は男」「実は女」という事実は情報として入ってくるけど、それだけ、というか。

そういえば昔、長女も、パワパフガールズzのバターカップちゃんのこと男の子だと思ってたな、とか思い出しました。

これは我が家だけの現象かもしれませんが。幼いとはいえ、感じ方はそれぞれでしょうし。

 

いつか大きくなって、レオナちゃんやドロシーちゃん、ひびきさんについて、何かを思う時が来るのでしょうか。彼女たちが今後開けるかもしれない、何らかの扉の最初の入り口が、思えばあの時のプリパラだったなと、そんなことになるかもしれません。

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