【ニューヨーク聯合ニュース】韓国女性家族部の姜恩姫(カン・ウンヒ)長官は14日(米東部時間)、日本政府に対し昨年末の慰安婦問題に関する合意の誠実な履行を求めた。
国連「女性の地位に関する委員会」の韓国政府代表として米ニューヨークを訪れている姜長官はこの日、韓国メディアとの懇談会を行い、慰安婦合意について「われわれが交渉を行っており、すでに妥結した交渉は尊重すべきだとの考えに変わりはない」と話した。その上で、日本についても言及した。合意に対する評価が分かれていることに関しては「被害女性の生存時間を現実的にみる必要がある。今年に入ってからも2人が亡くなった」と指摘した。