空自の次期輸送機C2公開=PAC3やヘリ積載も可能—16年度配備目指す・岐阜

 航空自衛隊は15日、開発中の次期輸送機「C2」を岐阜基地(岐阜市各務原市)で公開した。現行の主力輸送機C1の後継機で、弾道ミサイルを迎撃する地対空誘導弾パトリオット(PAC3)や陸自の多用途ヘリUH60を積載できる。テスト飛行や地上強度試験を繰り返し、2016年度中の配備を目指している。

 C2は双発エンジンで、全長、全幅約44メートル、全高約14メートル。最大積載量はC1の4倍近い約30トン、航続距離も約4倍の約6500キロと大幅に輸送能力を向上させた。 

[時事通信社]

ピックアップ

注目ランキング