2015年度の確定申告期間が終わりましたね...!
ずっと会社員なので、社会人として初めての確定申告でした(学生の頃に1度だけやったことがある)。
乳がん治療は医療費が高額になることが多いので、確定申告(医療費控除)を行うと、基本的には還付金が出ます。
払った医療費に比べれば僅かな金額ですが、収めた税金(≒収入)と払った医療費によっては、数万円単位で戻ってきます。
さて、わたしが2015年に払った医療費は以下の通りでした。
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総額 | 714,744円 |
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高額療養費付加金・医療保険などの補填額 | 174,604円 |
実質負担額 | 540,140 円 |
診断を受けたのが5月、治療を開始したのが6月なので、半年の間にかかった金額です。
高額療養費制度・限度額認定証という健康保険加入者のための制度があり、月額の医療費には上限が定められています(上限額は収入によって異なります)。
わたしの場合は、月額最大8万円程度、それが3ヶ月以上続いた場合は月額最大4万円程度の上限額でした。
高額療養費制度は、事後(医療費を支払った後)に申請し給付金をもらう仕組みです。限度額適用認定証は、あらかじめ健康保険へ申請しておくと認定証が発行されます。それを窓口で見せると、上限額に達した時点で支払いがゼロになる印籠のようなものです。
▶︎ 医療費が高額になりそうなとき | 健康保険ガイド | 全国健康保険協会
上の表にある高額療養費付加金は、限度額認定証を提示したものの、会計の都合なので多く支払いすぎた金額が補填されたものです。
医療費のうち、内訳は、ざっくりですが以下のとおりです。
抗がん剤が圧倒的で、41.2%。だいたい46万くらい。6クールだったので、1回あたり7, 8万ですね.. この金額には、抗がん剤に加えて、点滴の2日後に投与する副作用止め(ジーラスタ)も入っているので、高額になっています。
乳がん診断は、検診以降、確定診断を受けるまでの金額。
治療のための検診は、抗がん剤治療を受けるにあたって検診をした際にかかった金額です。
放射線治療の割合が少ないのは、年をまたいだためです。
交通費は、タクシーを使った金額です。わが家から病院へは、タクシーで片道1500円程度。副作用のつらいときに使っていました(それ以外はバスや自転車を使っていたのでグラフに入れていません)。
これから治療を受ける方や、がん保険を検討している方の参考になれば!
払った額に比べれば小さいでしょうが、医療費控除の還付金が楽しみです。